鳥屋山 645メートル

甘木の秘境を訪ねる登山

佐田から見た鳥屋山全景  鳥屋山が一般に登られるようになったのは最近である。1990年発行の西日本新聞社『レッツハイク福岡県100コース』に紹介された。1994年に出た、山と渓谷社『分県登山ガイド福岡県の山』や2000年に出た、海鳥社『福岡県の山歩き』にはもちろん載っている。

 鳥屋山は佐田川の上流に位置する。この辺りは甘木市の秘境と呼ばれている。1982年に登山口に鳥屋山キャンプ場が開設されて以来、広くに知られるようになった。
4合目の石仏群  甘木市内からは国道386号線を日田方面に進み、十文字の交差点を左折する。寺内ダム、甘木水の文化村を過ぎて佐田方面へ向かう。道路幅が狭くなり、運転は注意が必要。佐田小学校を左に見ると右手に鳥屋山が望むことができる。「鳥屋山キャンプ場」の標識から右折して林道を上がる。道幅が狭いので運転は慎重に。対向車が来たら大変だ。700メートルで鳥屋山キャンプ場に着く。
鳥屋山頂上 福岡山の会 ここから舗装された道を10分で鳥屋山キャンプ場。近代的な設備のあるキャンプ場ではないが、なかなか落ち着いたところだ。一度は泊まってみたい。

 「奥の院」「男岩・女岩」の標識に従って左折して、鳥屋山に向かう。最初はかなりの急坂。あえぎながら登るとやがて平坦な道になり、4号目に着く。石仏群が出迎えてくれる。ここから鎖場を直登してもよいが、左の迂回路を歩く。整備されているとは言えないが、迷うような道ではない。6合目の標識を経て、やがて8合目にたどり着く。8合目の直下に「山頂まで跡10分」の標識があり、慰められる。
水の文化村  ここは左の「冒険道」と右の迂回路との分岐になっているが、冒険道を登ろう。鎖場を慎重に登ると後は歩きやすくなり、鳥屋山の頂上に達する。

 鳥屋山の山頂からの展望は良い。鳥居と石碑がある。奥の院まで足を伸ばすと多くの石仏が安置されている。30分ほどかかるが足を伸ばしてみたい。

 下山は往路を引き返すのが無難だが、「冒険道」の鎖場の下りが苦手な人は巻き道もあるので、そちらを利用したらいいだろう。
コースタイム
公民館前バス停(15分)駐車場(10分)鳥屋山キャンプ場(30分)4合目(30分)8合目(10分)鳥屋山(30分)奥の院

▼甘木市からバスが1日4本出ている。公民館前で下車。15分で駐車場に着く。
▼途中にあまぎ水の文化村があるので寄りたい。水の大切さを学ぶのに最適の空間である。ファミリー向けには無料のアスレチック施設もある。
▼佐田川周辺は季節を選べばホタルや紅葉が楽しめる。自然の豊かなところだ。

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