までら山  295メートル
いにしえの歴史の鎮魂歌を味わう伝説の山

志波方面から見たまでら山  までら山は朝倉郡朝倉町と杷木町の境に位置している。地元では歴史と伝説の山として知られている。標高は295メートルと高くはないが、なかなか味わい深い山である。

 甘木市からは国道386号線を日田方面に向かう。大分自動車道を利用した場合は朝倉インター下車。志波バス停から左折するが、円清寺、普門院方面への標識もある。円清寺から普門院に向かう途中に正面に見える山が、までら山である。

 普門院は奈良時代に僧行基によって建立された由緒ある寺院だ。広い駐車場があるので、車の場合はここに駐車する。
山頂のまでら神社上宮  ここから車道を登る。左右良城跡の石碑を左に見て、熊野神社に達する。ここがまでら山の登山口である。標識は全くないが、道は分かりやすい。柿畑の中を登っていく。振り返ると原鶴温泉や筑後川の眺めが開けてくる。やがて竹林に入るとジグザグの山道になる。雑木林の中をしばらく登ると祠を見る。もうひと登りで石段があり、そこはまでら山の頂上である。
までら山山頂 福岡山の会  ここにはまでら神社の上宮がある。文字通り風情のある神社だ。中には三十六歌仙の絵馬もある。ここで古の歴史に思いを馳せるとよい。この神社の境内には興味深い記述がある。平成10年7月に神社の修復が行われ、それに先立ってこの年4月21日に遷座祭を行ったところ不思議な出来事があったということである。これはこの山に登って読んでみられるとよいだろう。
 下山後の楽しみとしては原鶴温泉が近いことが挙げられる。ここには40軒もの旅館がある。「原鶴温泉湯めぐり帳」は1冊1500円でお買い得だ。家族向きには泰泉閣、女性向には小野屋、展望を味わうにはビューホテル平成がお勧めだ。やぐるま荘のジャングル風呂、清香荘の展望露天風呂も一度は味わってみたい。

【タイム】
普門院(50分)までら山(40分)普門院

▼2万5000図=吉井
▼386号線を日田側に行くと「道の駅原鶴」がある。地元の特産品を購入するのによい。
▼朝倉の三連水車は有名だ。一度は訪ねてみたい。
▼吉井町を訪ねて白壁の町や美術館めぐりをするのもよい。浮羽の湯という楽しいお風呂もある。
▼車の場合は大分自動車道の朝倉インターから登山口まで所用15分。

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