久住山          〜大分県九重町/久住町〜

           一九九八年七月二〇日(月) 久住山 ヨシキ・ユリ
           牧ノ戸峠(8:05)→西千里が浜→(12:15)牧の戸峠

 しばらく、ヨシキ・ユリとの登山ができなかった。九重に登ろうということで六月二七日に福岡山の会の寿賀の会に参加して赤川の久住高原荘に泊まったが、天気に祟られた。七月一一日には久住高原のメリーファームというキャンプ場に泊まったが、この時も天気が悪かった。ヨシキ・ユリとのお泊まりはよくやっているのだが、登山がなかなか出来ていなかった。七夕の短冊にヨシキは「九重に登れますように」、ユリは「お山が好きになりますように」と書いていた。ヨシキ・ユリ二人を連れての九重登山は悲願だった。

 この日、天気が良さそうだということで、熊本からの久住登山を試みた。立野のヒライで弁当を買い、牧の戸峠に駐車して歩き始めた。天気がいいので、二人とも調子よく登っていく。牧の戸からの久住山は私も久しぶりなので新鮮な感じがする。気持ちがいい。

 道が広いのでついついぐずぐずしてしまう。石を積み上げたケルンを見つけて遊んだりしている。西千里が浜まで来ると、久住山頂が遥かに見える。ヨシキとユリは登る意欲をなくしてしまう。せめて目前の星生山に登ろうとしたが、これも挫折してしまい、西千里が浜で弁当を食べた。

 下山はそれほど時間はかからなかった。牧の戸からの久住山は難しいルートではなく、ファミリー向きのコースとされているが、今のヨシキ・ユリには厳しかったようだ。この後しばらくヨシキとユリは登山に対して拒否反応を起こす。ユリは「『お山が好きになりますように』と書いたのに好きになれなかった」と言う始末だ。夏休みの最初につまづいたので、無理に山に行くことはせずに、海水浴や映画に出かけた。

 八月一八日に南阿蘇国民休暇村にキャンプに行った。ここは昨年に続いて二回目だが、今年は妻も加えて家族四人だった。飯ごう炊飯を行い、炭でバーベキューをした。プールで泳ぎ、自転車に乗り、高森温泉館で入浴した。周辺の自然歩道の散策もした。根子岳を望んでの楽しいキャンプに妻も満足していた。しかしこの時でも久住登山の失敗の後遺症が大きく、ヨシキとユリは登山に拒絶反応があり、登山は出来なかった。                 
 
  

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