発心山・高良山     〜福岡県田主丸町/久留米市〜

  一九九八年三月八日(日) 発心山・高良山 福岡山の会
発心公園(9:40)→尾根ルート→(11:45)発心山(12:30)→紫雲台(14:15)→(15:30)高良山(16:00)→(16:25)王子宮
                                              

 福岡山の会に入って五回目の係だ。古処山(二回)、鷹取山、四阿屋に続いて耳納連山縦走をやることになった。

 二年続けての「早春の耳納連山」というテーマで、今年は高良山から草野町までの「漱石『草枕』ハイキングコース」を歩くことにした。ただ標高三一二メートルの高良山から標高六九七メートルの発心山にだらだら登るのは辛いので、漱石が歩いた道とは逆コースを取ることにした。

 Mさんと一緒に西鉄久留米駅にIさん、Yさん、Aさんを迎えに行く。私の車を下山口の王子宮に置いて、草野町に向かう。JR久大線の旅を楽しまれたSさん御夫妻、Sさん、Iさんが草野駅で降りてこられる。残りの方5名は車で発心公園の駐車場に集合。文学碑めぐりと長い車道歩きのプランだったので参加者数が不安だったが、総勢一四名ということで感激する。

 今日の登山できついのは発心山への登りだけ。天気がいいので楽しく登る。登るに連れて久留米市内の展望が開ける。急なところも一カ所あり、「漱石は本当にこんな道を登ったのか」という声も出る。

 発心山の頂上にはスカイラインが走っているので、手前の草原で食事にする。この食事風景の写真が三月二一日付朝日新聞の「近郊の山ある記」に掲載された。漱石の句碑の前での写真をたくさん撮っていたのに、何故かこの写真が選ばれてしまった。

 この後、車道に沿った自然歩道を歩く。先導のYさんのお陰で、ほとんど車道を歩くことなく耳納連山の自然を満喫できた。途中で山鳩の羽を拾ったり、奇怪な骨を見つけたりした。車道を歩けば二時間の道だが、アップダウンのある自然歩道にこだわったため、三時間かかって高良山に着いた。

 ここの売店で休憩。新聞で紹介した『耳納連山自然歩道ガイド』は一冊しか残っていなかった。参加者はみんな買う気になっておられたのに残念だった。Yさんがしきりに「神篭石」のことを気にされていた。
 下山が四時半と結構遅くなった。沿線にあった五カ所の漱石句碑を訪れたので句を紹介しておく。

  松をもて囲ひし谷の桜かな (発心公園)
  濃かに弥生の雲の流れけり (発心山頂近く)
  筑後路や丸い山吹く春の風 (高良山近く)
  人に逢わず雨ふる山花盛 (  〃   )
  菜の花の遥かに黄なり筑後川(高良山頂) 

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