古処山           〜福岡県甘木市/嘉穂町〜

          一九九五年三月二六日(日) 古処山・屏山     福岡山の会 
秋月登山口(9:30)→(10:50)古処山(11:00)→(11:35)屏山(12:40)→(13:10)古処山(13:15)→八丁苑→(14:55)秋月登山口

 福岡山の会に入会して一年になる。初めての係になった。係は三月一日の定例集会で計画を発表しなければならない。この日は仕事の都合で行けなかった。集会係のOさんに代わりに提案してもらっていた。

 熊本に行っていたので不在だったが、帰ってくると留守番電話に参加の申し込みが二件入っていたのでうれしかった。SさんとTさんである。そして前日の二五日になってYさん・Tさん・Hさんから相次いで参加の連絡をいただいた。

 天気が心配だったが、当日の朝は晴れていた。中村屋にお握りを買いに行ったら、8時半でお握り弁当が出来ていた。「早くできるようになったのですね。」と私が言うと笑われた。SさんとYさんはレールバスで来られるということで、甘木鉄道の駅まで迎えに行った。その後甘木バスセンターでTさんを乗せて、古処山の登山口に向かった。秋月の手前でセブンイレブンが開店目前だった。秋月周辺の景観を壊すものとしてセブンイレブンに敵意を感じたが、これから古処山に登る際には利用することになるのだろう。

 現地で待っているとUさんとMさんが現れた。お二人とも事前の連絡はなかったので、うれしかった。やがてHさんが一人でさっそうと登場する。最後にTさんが友人三人を乗せて現れる。Tさんたちの一行は一時間前に到着して秋月散策をなさったらしい。

 集合時間の九時三〇分に出発する。総勢一一人だ。晴れていて気持ちがいい。たんたんと登っていく。古処山に何度も登っている方も多いが、全く初めてという人もいる。特に休憩もとらずに正面登山道を上り詰める。水舟付近で小雨になり、一時不安を感じる。

 古処山の頂上に着いてみんなで記念撮影をする。このあと予定通りに秋月山城跡で昼食にするか、屏山に向かうかで意見が分かれた。Hさんは立ち直って縦走への意欲満々だ。屏山に向かうことを渋るYさんを説得して出発した。どんどん下って行くので引き返すことを考えると気が重たくなる。

途中でみぞれになる。かなり寒い。屏山山頂は風も強くとても食事など出来る状態ではないように思われたが、Mさんはコンロでお湯を沸かしてカップの肉うどんを作り始めた。Yさん・Uさん・Hさん・Tさんの四人は馬見山を経て小石原に向かわれる。古処山では縦走に消極的だったYさんは馬見山を目にして「ここまできたら行くぞ」と闘志を露にされていた。

 Tさんたち四人とSさんと私の六人は少し引き返した林の中で昼食にする。これは豪華な食事だった。Sさんは自分でおかずを作られていた。食事中もなかなか寒かった。日が照るとほっとする。三月下旬なのに冬の日溜まり山行のようだった。寒いのでIさんのコーヒーをありがたくいただいた。Iさんは喫茶店経営のようだ。食事中にMさんが引き返された。Mさんは孤独を愛するタイプのようだ。独立独歩の気風にあふれている。

 食事の後で古処山まで引き返して、八丁苑方面への周遊ルートを下る。八丁苑キャンプ場のところに土筆がたくさんあって採集していた。のんびり歩いたので下りは結構時間がかかった。だんご庵の水にはTさんは感激しておられたように思われる。

 Sさんは夫婦で山歩きをなさるそうだが、今日は奥さんの体調がすぐれないようだ。つい先日七〇歳になられたとのこと。須恵町からJRとレールバスを乗り継いで二時間もかかって参加してくださったことを感謝したい。

 縦走組の四人の行方が気になっていたが、夜になってTさんから電話を受ける。午後三時には小石原の嘉麻峠に着いたそうだから順調に歩かれたようだ。ただタクシーを拾うことが出来ずに、小石原の町まで歩いたりして甘木から呼んだということ。どうにもならなければ私を迎えに呼ぶという話も出たらしい。私が過去二度小石原に縦走した際には甘木からタクシーを呼んでいるので、それを伝えていなかったのは反省すべき点である。                                          

  

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