宝満山           〜福岡県太宰府市/筑紫野市〜

       一九九四年三月二七日(日) 宝満山 福岡山の会   
宝満山登山口バス停(8:50)→猫谷川新道→金の水(10:25)→(10:45)仏頂山(10:50)→宝満山→(11:15)キャンプセンター(12:35)→かもしか新道→(14:20)かまど神社

 三月二三日に開かれた委員会で福岡山の会に正式に入会した。先日四阿屋の岩登りで御一緒したNさんという方と同時入会になった。「委員会で入会を承認する」とのことに堅苦しいイメージがあったが、実際には委員会の雰囲気はお菓子も出て和やかなものだった。参加者は一三人だった。初めて入ったルームの雰囲気も学生時代を思い出すほのぼのとしたものだった。荒戸一丁目の地下鉄大濠公園駅から上がった福岡市内の表通りにこれだけのスペースを確保できているのはすごいと思った。

 今回の宝満山は入会後初めての参加になった。猫谷川新道を登って、かもしか新道を降りるとのことだ。どちらも数年前には歩いたことがあるが、台風の後には歩いていなかったので興味はあった。西鉄二日市からバスに乗るとのことで、甘木を六時四〇分発のバスに乗った。朝倉街道のマイユウで弁当を買うはずだったが、今日はまだ開いていなかった。仕方なく西鉄二日市でサンドイッチを買った。バスは八時ちょうどに出る。待っていると登山客でいっぱいになる。三〇人ほどになったので驚いたが、山の会の人は私も含めて五人だった。このバスを利用して宝満山に登るのは初めてだ。

 宝満山登山口バス停に着くと車で来た人たちが大勢待っておられた。年配の方と女性が多い。先日の四阿屋とメンバーが重なっていない。福岡山の会は幅の広い奥行きのある団体である。ここからの参加者は一六人だった。既に三人ほどが登っておられるらしい。

 かつて歩いたはずの猫谷川新道はほとんど記憶がなかった。水にあふれた味わいのある道だった。この道は登山者も少ない。このところの寒さでかなりの雪があった。上部の斜面では雪を踏んで登った。バリエーションルートで岩くぐりなどもした。怖かったが面白かった。日がさしてきて雪が溶けると日光の中を雫が降ってくる。この風景は情趣のあるものだった。

 縦走路に出て右に一〇〇メートルも行くと仏頂山。ここで記念撮影。私のカメラが役にたった。三郡縦走に向かわれるU副会長と別れて、宝満山を経てキャンプセンターで昼食。これは八〇分に及ぶ楽しい時間だった。ガスレンジを持ってきてあっておでんが作られる。ビールや酒がどんどんまわってくる。にぎやかな時間だった。おにぎりなども頂いて、昼食にサンドイッチしか用意ができなかった私にはありがたいことだった。

ここでモロさんに出会った。サクタ君とサクタ君の友人も一緒だった。先週の基山登山のお礼を言ったりした。サクタ君に「ヨシキがまたサクタにいちゃんとお山に行きたいと言っていたよ」と言うと「また行くよ」と答えていた。ヨシキはサクタ君を慕っている。それにしてもモロさんは毎週のようにサクタ君と山に登られている。

 下りはかもしか新道を歩いた。途中で道を間違えて急坂を降りることになった。私なら元の道まで引き返すところであるが、山の会の人たちは激しい勢いで下り始めた。私はびびった。恐れをなしたが、Mさんご夫妻とYさんに歩き方の指導を受けながら無事に降りた。これは私にとって貴重な経験だった。かまど神社からはOさんの車で太宰府駅まで送ってもらい、帰途についた。

 山の会のハイキング的登山に参加したことはいろいろな意義があった。単独登山は独善に陥りやすいということだ。Yさんから具体的なアドバイスをいただいたが、本当にためになった。

自分の世界が広がってうれしい。今回の登山は私がこれから福岡山の会の中に入っていく契機になったと思う。これからどんどん参加していきたい。                                             

  

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