砥上岳           〜福岡県朝倉郡夜須町〜

       一九九三年一一月一四日(日) 砥上岳    妻・ヨシキ・ユリ
        夜須高原登山口(9:10)→(10:05)砥上山(10:40)→(11:25)夜須高原登山口

 久しぶりの完全な休日だ。翌日から公務で四日間にわたって家を空けるので家族四人での行事を持つことにした。それで当然のように登山を計画した。家族四人での登山は五月の高良山以来のことだ。夜須高原の砥上山に登ることにした。先日私は事前の下見にも出かけていた。その時は二〇分で登頂した。この日は八時四〇分に家を出て二五分で登山口に着いた。私がユリを背負い、妻がヨシキの手をひいて登山開始。天気はまずまずである。

砥上岳の頂上
 ところがいきなりヨシキがぐずり始める。「ジュースが飲みたい。」「泥が手についた。」「枝が手にあたる。」などというもの。妻がなだめたり叱ったりしながら登っていく。ヤクルトを与えると一時的には元気になった。実際に手を引いてやらないと危険なところもある。雨の後で滑りやすいところもある。なかなか苦戦して四〇分の予定のところを五五分もかかって山頂に着いた。

  山頂での天気はあまりよくない。曇っている。風も強い。シートを敷いておやつの時間にした。ビスコやプリンやチョコレートなどを食べて、ジュースを飲んだ。山に来ると普段は許してもらえないものが自由に飲食できるので子供にとってはそれが一番の楽しみのようだ。写真も撮った。年賀状に使える写真ができるかどうか楽しみだ。 
 下山は楽だった。注意を要するところもあるが、体力は要らない。快適な楽しい森林浴を味わうことができた。上り下りともに他の登山者には全く会わなかった。しかし登山道の整備はまずまず行き届いている。地元の小中学校や国立夜須高原少年自然の家での利用がなされているのだろう。帰りには夜須高原をドライブした。弁当を持ってきてのんびりしたいようなところもあった。

 ところが帰った後でユリが体調を崩してしまった。午後に何度も嘔吐した。病院にもかかり、保育所を休む羽目にもなった。実はこの前日に保育所でやや熱があった。しかし食欲はあり、当日も元気だったので一緒に山に行った。結果的にはユリの症状は山に行ったことによって悪化した。ユリはもちろん歩くわけではない。私の背中におぶわれているだけである。かわいそうなことをしてしまった。今後家族四人で山に行く場合にはユリの体調を第一に考えようと反省した。ユリが二歳になるまでのこれから一年ほどは、私とヨシキとの二人での登山を中心に考えることにする。  

トップページへ戻る   登山日記目次へ戻る