高良山      〜福岡県久留米市〜

   一九九三年九月二六日(日)  高良山  ヨシキ
王子宮(9:40)→中腹(10:20)→(10:40)王子池(11:10)→(11:15)王子宮
二週間ほど前からヨシキは高熱を出していた。三九.九度の熱が続き、そのあとも中耳炎になって耳鼻科通いが続いた。なんとか病気が治まり、天気もいいということで久しぶりに高良山に登ることにした。ヨシキは「お母さんも行こう」と言っていたが、ユリがまだ体調万全でなかったので、父子登山になった。

 王子宮に着いて歩き出す。このルートはこれで五回目だ。神社への石段を登っていると、近くの小学校らしい運動会の歓声が聞こえてくる。ヨシキは「運動会を見に行きたい。」と言うが、なだめて登山を続けた。

王子池でくつろぐ
   ところが過去四回来たときとは状況が違っていた。地面が湿っている。下草が繁っている。雲の巣が多い。半ズボンの由幾の靴や足はたちまち泥だらけになった。ヨシキはぐずり始める。そして三分の一ほど歩くと倒木が目立ち始める。何度か乗り越えたり、下をくぐったりしたがきりがない。たくさんの木が倒れていて、道をふさいでいる。今年の夏の長雨や台風のせいのようだ。とうとうヨシキはUターンして帰り始めた。昨年五月の失敗の再現だ。

王子池でのんびり弁当を食べた。クレヨンしんちゃんビスケット、フルーツゼリー、チョコレートなどを食べ、カルピスを飲んだ。ヨシキは満足していたようだ。池の近くまで降りて遊んだりもした。車に乗るとすぐにヨシキは眠ってしまった。
  
 高良山から帰ったあとでヨシキは「山登りゴッコ」というのを始めた。ヨシキのリュックに、おやつやジュース(実はおもちゃ)を入れて、登山を始め、一緒に弁当を食べる。「蛇をやっつけてくる。」とか「木が倒れてなかったら高良山にまた登ろう。」とか「金峰山のユリちゃんに会いに行こう。」とか言っている。これを何回も繰り返すが、「ダイレンジャーゴッコ」よりはずいぶん健全な遊びである。

 今回の失敗は残念だ。事前調査を十分にやるべきだった。あれだけ倒木があればさすがに意欲はわかないだろう。今度は天拝山か大根地山あたりに行ってみよう。妻や百合、しのさんやたく君・けい君・ゆうこさん・まりこさんなども誘ってみよう。どうもヨシキと私と二人だけだと成功率は低いようだ。 

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