黒岳原生林      〜大分県由布市〜

                 2006年7月16日(日) 黒岳原生林  単独
               男池(7:50)→(8:50)ソババッケ(9:00)→(10:15)男池

 暑くて大気が不安定で湿度が高い日々が続いていた。私は今日は昨年9月以来のくじゅうに出かけた。この日は朝早く目が覚めた。。朝5時に出発して、7時には牧の戸に着いた。早朝のドライブは気持ちよい。甘木から九重まで高速道路利用だが、通勤割引で安かったのはよい。十三曲がりを上り、長者原から牧ノ戸峠を目指す。長者原の手前の川端康成文学碑に立ち寄った。
                                              

流された男池橋跡


 その後、牧ノ戸峠に到着する。午前7時の牧ノ戸峠の駐車場はまだ空いていた。黒岩山・泉水山の縦走をしようと思っていたが、牧の戸はガスの中で風も強かった。朝食を取ろうとしたが、窓を開けると寒いくらいだった。

 それで、急きょ思い立って、男池からの黒岳原生林散策に切り替えた。牧の戸から男池までは40分ほどかかる。途中でやっさんの星座の横を通るが、体操をしている人がいた。これが後で分かるがやっさんだったようだ。

 朝が早いので男池の駐車場は車が多くない。準備をして散策に出かける。後の予定などを考えると、ソババッケまでだろうと考え、のんびりと歩く。この原生林は本当に気持ちいい。これまでも黒岳、平治岳に登る際に何度か歩いている。かくし水まで歩いたこともある。くじゅうのウォーキングコースとしては、かくし水、ソババッケ、風穴までのコースは素晴らしいと思う。コナラやカエデの自然林はとてもよい。

 ソババッケはこのところの大雨でぬかるんでいた。登山靴が埋もれてしまう。しばらく休憩して引き返した。戻ってくる途中で多くの人とすれ違った。

 黒岳、平治岳、大船山を目指す登山者、ウォーキングの人、写真撮影や自然観察の人、なかには「この辺りで簡単に登れる山はないですか。2時間、そんなにかかるんですか。」というような人とも会った。この雑多な感じは面白いと思う。

 男池にも立ち寄った。男池からの散策コースもあるようだ。駐車場に戻ると、車が増えていた。店も開いていた。賑やかだった。

 男池からのコースはとてもよい。ウォーキングコースとしては男池からソババッケ、風穴のコースは良い。そのまま七里田まで降りて七里田温泉館に入ると更に良いが、帰りはどうしたらいいだろうか。黒岳、平治岳は急傾斜が嫌なので、大戸越えから段原、大船山を目指してみたいとも思う。この夏に実現できるだろうか。

 この後、飯田高原の貸別荘「星座」に立ち寄り、管理人のやっさんと久しぶりにお会いした。星座にもまた泊まりたい。星座には過去4回泊まっている。今年は出来るだけくじゅうに通いたいと思う。夕方に用事があり、星座を11時に辞去し、13時過ぎには帰宅した。朝倉市に到着すると暑さが堪らなかった
。この日の下界の暑さとくじゅうの涼しさは大違いだった。

 川端康成文学碑は5年前に子供と行った。この時も星座に泊まったときだった。子供が5年生と3年生の時だった。

 豊後中村から九酔渓を経て、長者原に向かうと、長者原のすぐ手前に川端康成文学碑がある。今回久しぶりに立ち寄った。三俣山などくじゅうの山々のロケーションが良いところだ。

 川端康成は昭和27年と28年の2度くじゅうを訪れている。くじゅうの自然の美しさに惹かれていたと言われている。 「波千鳥」のヒントをくじゅう来訪から得たとされている。

 川場康成の作品では「雪国」「伊豆の踊子」が有名だが、「雪国」の舞台は新潟県の湯沢温泉である。私は長岡市に行ったときにここを訪れた。「国境の長いトンネル」をくぐった。

 伊豆半島には「踊り子歩道」があるが、ここは一部歩いている。夏だったが、気持ちの良い道だった。いつか通して歩きたいと思っている。伊豆近代文学博物館は良かった。

 くじゅうには他にも色々な文学碑がある。明治から戦後にかけて多くの文学者がくじゅう訪れている。なかでも、長湯温泉にはたくさん文学碑が作られている。
  

新しい男池橋


黒岳原生林1


黒岳原生林2


黒岳原生林3


黒岳原生林4


ソババッケ


星座


川端康成文学碑


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