法華院           〜大分県久住町〜

         2004年8月17日(火)〜18日(水) 法華院  ユリ
長者原(11:05)→雨が池(12:30)→(13:20)法華院(7:55)→雨が池(8:45)→(10:00)長者原

 法華院温泉山荘にユリと二人で泊まった。法華院には2年前の夏に親子で泊まった。今回が2度目だ。前回はヨシキとユリを連れて泊まったが、今回はユリと二人だ。

 実は1年前の夏にも法華院を計画していた。家族4人でのプランだ。この時は激しい雨のために断念して、七里田温泉のみやま荘に泊まった。

 事前の天気予報が思わしくなく、どうしようかずいぶん迷った。くじゅうまで行ってみて、決行するか、あきらめて帰ってくるか、長湯温泉あたりに泊まるか考えようということで出発した。長湯温泉の直入荘という国民宿舎に泊まってみたいという思いはあった。雨なら直入荘に泊まって、くじゅうの文学碑巡りをしようかと考えていた。
                                              

雨が池付近を歩きます
準備をして8時過ぎに出発する。甘木は晴れている。高速道路に入り、九重インターで降りる。この辺りは曇りになっている。十三曲がりを上がっていくと、やがて雨が降り出した。1年前の再現かと嫌な気持ちになる。

 長者原に着くと大雨。どうしようか考えて星座に行ってみる。やっさんがいらっしゃって相談してみる。やっさんは「大丈夫でしょう」ということで決行することにした。やっさんにも久しぶりにお会いした。星座はお客さんが続いていてようやくこの日に下山することのこと。星座にも毎年宿泊させていただいているが、今年はまだ計画がない。機会がないかチャンスをうかがっている。

 雨が降っているので今回は長者原から雨が池コースを取ることにする。最初から雨具を着けて歩く。三俣山にガスがかかっている。

 やがて樹林帯の中に入る。雨の中の歩きだが、小降りになり、時折晴れ間も見える。大雨になったり、雷が鳴ったり、風が強かったり、ガスに覆われたりしないか不安だったが、思ったほどのことはなかった。

 長者原と雨が池は標高差が300メートルほどある。雨が池直下の登りは荷物が多いと骨が折れる。登りは結構きつかった。長者原から雨が池まで1時間半かかった。

 雨が池は風情のあるところで、ユリは「いいところね」と感心していた。私が雨が池を通ったのは甘木のふっくんと坊がつるキャンプに来た1995年夏以来のことで、9年ぶりだった。以前の記憶がほとんど失われていた。

 坊がつる付近に降りると吹きさらしになる。法華院までは緩やかな登りだ。雨に濡れてたどり着いた。法華院に着いたときは嬉しかった。

 法華院温泉山荘に着いて、入所手続きを済ませ、濡れた雨具などを乾かす。遅い昼食を部屋で取る。しばらく部屋でくつろいだ後、食堂に行ってソファーに座って考え事をしたり、書棚の本を見たりしていた。

 法華院温泉山荘の食堂にはたくさんの本が置いてある。小説やマンガ、旅行ガイドなどもあるが、山の本が多い。新刊の「山と渓谷」や「グリーンウオーク九州」もそろっている。九州の山のガイドブックや山に関するエッセイも並んでいる。私はこの本を手にとって眺めるのが好きである。のんびりしていた。至福の時間を過ごすことができた。

 17時くらいから入浴する。お風呂は建て替えられている。この風呂に入るのは初めてだ。気持ちのよいお風呂だった。雨に打たれたのでお風呂がとてもありがたく感じられた。水道からは水しか出ないし、シャワーもないが、山の中の温泉のお風呂だ。こういう不自由さを甘受することも大切だと思う。

 ユリと二人で山荘内を探検した。大部屋も初めてのぞいた。ここは個室が20部屋あるが、200人収容の大部屋もある。こちらに一度は泊まってみたいとも思った。

 18時から夕食だ。食堂に宿泊者全員が集合する。今日は雨のためキャンセルが相次ぎ、団体が二つ、二人組が私たちを含めて二組、単独1名の合計20名ほどだった。人数が少なかったので食事もお風呂もゆっくりとできた。

 食事は素朴なものだ。ユリは「2年前と同じメニューだった」と言っていたが、写真で確認するといくらか違っていた。ご飯がおいしいので二人ともたくさん食べていた。

 食後にテレビを見る。食堂に大きなテレビが一台ある。部屋にはない。天気予報の後、オリンピックを見たりしていたが、19時半からユリは「ちゅらさん」を見ていた。いつも見ているものを法華院でも見ていた。2年前にはここは衛星放送が入らなかったように記憶しているが、今回は入るようになっていた。
 部屋に帰ってゆっくりする。きもだめしと称して暗い中外出してみた。法華院は携帯電話が通じないので、坊がつる方面に出かけてメールを送受信したりした。法華院温泉山荘には公衆電話はあるので、テレホンカードで自宅に電話したりした。

 22時までには自然に眠り込んでしまったように思う。

 翌朝は5時半ぐらいには目が覚めた。日の出の写真を撮りたかったが、山にはガスがかかっていた。雨ではないが日の出を拝むのは無理だ。外に出てみたが今日は風が強かった。

 7時に朝食。御飯、みそ汁、卵などの素朴なメニューだが、ご飯をたくさん食べた。いつもは朝ご飯を少ししか食べない私が、たくさん食べているのでユリは目を見張っていた。

 帰る準備をして8時には出発する。帰りのコースをすがもり越えにするか、雨が池越えにするか迷った。立中山ぐらい登って帰りたかった。ただ全国的に天気が大荒れで、天候が悪化する不安はあった。それで行きと同じ雨が池越えを歩くことにした。このコースはもし天候が崩れても樹林帯の中だからかわすことができる。

 帰りは雨にはならなかった。雨が池を過ぎると下り坂なので歩きやすくなる。二組の登山者とすれ違った。長者原の湿原に出ると暑かった。雨の中だった昨日と風景が一変していた。

 長者原に着いて一息入れる。着替えて、ドライブインで休憩する。ソフトクリームを食べ、ホットコーヒーを飲む。川上信也さんの『くじゅう万象』という写真集を購入する。

 榎木孝明美術館に立ち寄る。長者原からは近い。ここは甘木のふっくんに紹介してもらっていた。残念ながら水曜日は定休日だった。またの機会にしたい。

 このあとは、飯田高原、豊後中村、玖珠町、日田、杷木とのんびりドライブだった。玖珠町の本屋に寄った。JRの久大線と平行して走っていた。何度か走っている電車に出会った。

 途中で昼食を取って14時半に甘木に帰り着いた。

 この数日前にやまびこ会のKYNさん親子が法華院に泊まられていた。お子さんは成人なさっているようだが奇遇だった。やまびこ会の掲示板などで盛り上がった。坊がつるでキャンプしている人は知人にも多い。私もキャンプをしてみたいと思う。ただユリは「キャンプは雨が降ったら嫌。山荘じゃないと来ない」と言っている。親子では厳しそうだ。

 小学校6年生のユリと法華院で一泊できてよかった。こういうことは今後は難しくなってくるだろう。いい思い出になった。

山荘の夕食メニュー

山荘の入り口です

山荘の部屋です

食堂に書棚があります

食堂でくつろぎます

ユリの花とユリです。

星座

榎木孝明美術館
あまぎのふっくん
あいちゃん、こんばんは。
娘さんとの二人山旅、いかがでしたか?
お父さんに同行してくれるユリちゃんは偉いですね。
法華院山荘での一夜はきっとこの夏の大切な思い出となる事でしょう。
たっぷりと養った鋭気で これからの毎日も乗り切ってください。
お疲れさまでした。

KYN
はじめまして、私は14日に久しぶりの父娘温泉旅行でした。当日も15時頃、坊ヶつる手前で猛烈な雷雨に逢いました。 満天の星は見えなかったものの、少ない宿泊者の宿でホッカリとした時を持てました。 娘もご機嫌でした。 冬の星座を約しました。

やっさん
あいちゃん 先日はどうも、法華院山荘の前に星座を
訪れて頂き有り難うございました。( ^-^)
ユリちゃんともご対面出来て良かったです、あいにくの雨模様で
少し心配しましたが無事山荘到着のお電話を頂いたのに音が小さく
訳の判らないお返事をしてしまい申し訳ありませんでした。
山荘ではゆっくりと楽しくお過ごしのご様子、なによりでしたね。

nue
こんにちは!法華院ではゆっくりされましたか?
天気も思ったほど悪くなくてよかったですネ。先週の高千穂と
充実した夏休みでうらやましいです!
うちは20日〜21日で坊がつるキャンプを狙ってますが、雨が降り
そうだったら男どもだけで行ってもらおうかな?(去年の大雨で
コリゴリ^^;)
先週は小国方面へプチ旅行に行きました。鍋ヶ滝の写真でーす!

山ひとすじ
甘木のあいちゃん今晩は! 山ひとすじです。
法華院温泉山荘楽しまれたようで何よりですね。
あいちゃんの所も間もなくHP開設3周年ですね。
ますますのご発展を祈念しています。 

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