九千部山・石谷山           〜佐賀県鳥栖市〜

           2004年3月7日(日) 九千部山・石谷山  福岡山の会
御手洗の滝(9:00)→(10:00)林道(10:10)→(10:45)石谷山(11:00)→(12:15)九千部山(13:15)→(14:05)石谷山(14:15)→林道(14:40)→(15:45)御手洗の滝

 私は1994年3月に福岡山の会に入会した。ちょうど10年になる。この間に係として会の山行を担当してきた。古処山、古処山・馬見山縦走、鷹取山、耳納連山縦走、明星山、目配山、砥上岳、までら山、鳥屋山の他、四阿屋の岩登りの係を引き受けたこともある。毎年3月頃に設定することが多かったが、今年もこの時期に九千部山の山行を計画した。
                                              

林道を横切る


  九千部山は那珂川町から登られることが多い。九千部山と石谷山の間の3キロの稜線はアップダウンがなく、快適な稜線漫歩コースとされている。バードウォッチングや植物観察にいいコースだ。

 私は鳥栖の立石町から登り、御手洗の滝(おちょうずのたき)を通って石谷山から九千部山に至るコースを過去何度か歩いている。このコースをみなさんに紹介することにした。

 事前に2度下見に出かけた。1回目は雪が積もって石谷山までたどり着くのが大変だった。石谷山までで引き返した。2回目は雲野尾峠経由のコースをリサーチしようとして、御手洗の滝から雲野尾峠に登り、林道を経て、石谷山との分岐まで歩いてみた。御手洗の滝から石谷山に登り、九千部山まで歩き、下山は雲野尾峠経由にしようと計画していた。

 直前の集会に参加できなかったが、申し込みが9名あった。私を入れて10名。まずまずの参加人数である。

 三寒四温の日々で暖かくなったり寒の戻りがあったりしていたが、当日は寒くなるとの予報だった。雪が見れるかもと思っていたら、かなりの寒さになりそうな予報だ。雪を踏んで歩くのは楽しいが、車が御手洗の滝駐車場まで上がることができるかどうかが心配になってきた。

 当日の朝起きると雪が積もっている。びっくりして外に出ると道路は大丈夫だ。近くの山などはきれいに雪化粧している。準備をして出発する。甘木から鳥栖まで高速道路を利用するが50キロ規制だった。

 鳥栖の市街地も屋根や街路樹が雪に覆われている。鳥栖駅に新人の方を迎えに行く。しばらく待っていたが、小雪がちらつき寒い。

 駅からUさんが出てこられる。香椎の方だ。私の車に乗せて、登山口へ向かう。道路が凍結していないか不安だったが、特段問題はなく、御手洗の滝駐車場にたどりつくことができた。

 ここにMさん夫妻、Tさん夫妻、Sさん、入会希望のHさんが待っていらっしゃった。私が最後だった。参加予定だった方おひとりはここに見えられたが、体調不良で帰られたとのこと。もうおひとりからは欠席の連絡を朝受けていた。今日の参加者は8名になった。

 挨拶をして出発する。UさんとHさんは4日前の集会で挨拶をなさっているとのこと。私が先頭、Tさん、Uさん、Hさんの3人が続く。沢沿いの登山道は雪があり、注意して歩くが凍結しているような所はない。 

 1時間ほど歩いて林道に達するが、ここもかなりの雪だ。座って休めるような状況ではない。石谷山に向かうが、雪が積もっていて標識や目印が見えにくくなっている。雪のために枝が枝垂れていて、下見の時と見た感じが違っている。時折道を間違えて、Tさんに指摘されたりする。

 石谷山に達する。山頂のトーテムポールがかわいい。Tさんがカトマンズの「目玉寺」の話をして下った。ここのベンチも雪に覆われている。御手洗の滝から石谷山まで1時間45分で歩いた。これはほぼ標準コースタイムだ。雪にもかかわらずこれぐらいなら大丈夫ということで、九千部山に向かった。この3キロの尾根道は40分か50分で歩くことができるはずたが、75分かかってしまった。雪があるためだが、結構きつかった。この尾根道からの背振山方面の風情はなかなかのものだった。

 九千部山頂に到着する。車で上がってきて子供に雪遊びをさせている人がいた。山頂付近は一面の銀世界だった。昼食場所を見つけるのに苦労したが、テーブルの雪を払いのけて場所を作った。

 1時間ほどにぎやかなランチタイムになった。いつものようにワインなどが回ってきた。寒いのでカップ麺を食べている人が目立った。私はエブリワンのおにぎり弁当とカップヌードルだ。冬の山ではこれが最高の食事だ。楽しいひとときだった。

 下山にかかる。石谷山までは下りの方が早かった。わずかだが標高が下がっているので歩きやすいようだ。石谷山では会話が弾んだ。

 ここから雲野尾峠の方へ下山することになったが、私のミスで違う道を下ってしまった。見知らぬ鉄塔に出て気がついた。往復20分ほどの余分な歩きを皆さんに強いてしまい、恐縮している。「雲野尾峠」への右折の標識を私が見落としたのが原因だが、雪のせいで勘が鈍っているということもあるようだ。一度は下見で往復している道が分からないというのは情けない。気持ちが動揺したので、無理をすることは避けて、往路を引き返すことにした。

 昼を過ぎているので雪はかなり溶けていた。滑りやすい所はなく、思いの外短時間で下山することができた。4時には解散、私は5時過ぎには自宅に帰り着いた。

 山頂付近では登山者に出会ったが、御手洗の滝からの登山者は私たちだけだったようだ。たくさんの雪を独り占めすることができた。往復14キロの道のりをロスタイムも含めて6時間ほど歩くことができた。素晴らしい一日だった。

 私が先頭、Tさんが2番目を歩かれていたので色々お話しした。Tさんは私の熊本の中学校の先輩にあたる方である。熊本のお話しなどを色々することができた。有益な会話だった。 

雪の中を歩く

石谷山頂

九千部山頂付近の雪景色

九千部山頂

昼食場所を作っています

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