古処山・ホタル散策       〜福岡県甘木市〜

              2003年5月18日(日) 古処山  単独
秋月登山口(10:40)→古処山(12:40)→(12:50)秋月山城跡(13:30)→八丁越→(15:00)秋月登山口

 しげさんがひらびこ会で古処山に登られることになった。シャガの花の様子を尋ねられたが、私は昨年8月のキッズクラブ以来古処山に御無沙汰していた。それで一人で登ってみることにした。

 この日は座禅。ヨシキと二人で参加した。今年10回目の座禅だ。昨年から通算して16回目になった。ヨシキの座禅も地についてきた。しげさんとも会った。しげさんは今日は福岡山の会の四阿屋の岩登りに参加されるとのこと。                       
                                              

戒壇院にて


 中学生になったヨシキは最初の定期テストが10日後に迫っていた。今日は勉強せねばならないということで、家に連れて帰った。そのあとすぐ古処山に向けて出発する。エブリワンで冷麺と「爆弾おにぎり」などを買う。

 10ヶ月ぶりの古処山の登山口には多くの車が止まっていた。天気予報では今日は雨だったが、予報が回復して今朝の予報では今日は一日曇り、雨のおそれはないようだ。 

 サポーターやステッキの準備をして一人で歩き始める。ゆっくりと歩く。数日前の雨が登山道を流れていて気持ちがいい。涼感のある登りだ。道端にはシャガの花も見られる。色とりどりの草花が出迎えてくれる。

 中腹の林道終点の直下の登山道が崩落していた。ずいぶん時間が経っているように見受けられた。登山道が少し変化していた。

 花田比露思の歌碑を尋ねてみる。岩に歌が彫り込んである。花田比露思は朝倉郡出身の歌人だ。大分大学学長も務めている。

 犬を連れている女性やラジオを聞きながら歩いている男性にも出会った。小さい子供も登っていた。

 のんびりと2時間かかって登頂する。時間がかかったが、苦しかったわけではない。山頂には結構人がいた。大半の登山者は秋月からの往復のようだ。

 八丁越からだんご庵に周遊するつもりなので、10分ほど行った秋月山城跡で食事にする。ここには誰もいなかった。冷麺と爆弾おにぎり2個は昼食としては多すぎた。おなかがいっぱいになった。

 八丁越の下山ルートは本当に久しぶりだ。嘉穂郡側から登ってきているらしい林道が見える。嘉穂町側との分岐点のすぐ横をこの林道が走っている。下りで膝を痛めないよういたわりながら降りる。車道に出て、やがて「旧八丁越秋月街道」の看板がある。ここから跡形もなくなった八丁苑キャンプ場の跡地を過ぎて、だんご庵に降りていく。みずみずしいのはいいが、今日は大きな蛇に2匹出くわした。登山道の真ん中に狸のような死骸があったのも閉口した。腐乱しかけていてハエがたかっていた。

 今日は下界は暑かったので、だんご庵は賑わっていた。手をつないだカップルにも出会った。 


    2003年6月1日(日) 古処山  ユリ
秋月登山口(10:40)→(12:35)古処山(13:20)→八丁道→(15:10)だんご庵

 台風4号が四国に上陸した。5月の台風所陸は珍しいそうだが、四国や本州では死者も出るなど被害が大きかった。この付近では雨風が強かった程度で大したことはなかった。この日は台風一過でいい天気になった。

 今日は第一日曜日なので、戒壇院の座禅に出かけた。ヨシキと二人だ。昨年9月から始めた座禅も通算17回目になった。今年はこれで11回目だ。幸いにして用件が入ることがなく、毎回きちんと参加できている。今日も静かな落ち着いた時間を過ごすことができた。今日の講話では座禅の際の服装についての注意があっていた。

 ヨシキは勉強するというので、帰宅後にユリと二人で古処山に登ることになった。エブリワンで弁当などを買い、秋月に向かう。登山口の駐車場には何台かの車が止まっていた。天気もよく、よい登山日和だ。

 台風の雨の後なので、水量が増している。ユリは歩きながら沢ガニを探している。面白いぐらいに沢ガニがいる。アマガエルもいる。楽しく登っていく。ユリは5年生になり体力はついてきているので手はかからない。私の方が息切れするくらいだ。

 古処山の山頂は登山者であふれていた。適当な場所を見つけて昼食にする。エブリワンの爆弾おにぎりと冷やしソーメンだ。江川ダムを見下ろしながらの食事だった。

 山頂では携帯電話での話し声やラジオの音が目立っていた。

 下山は秋月山城跡を通って旧八丁道のコース。雨の後で滑りやすく、ユリはこのコースを嫌がっていた。

 2週間前にこのコースを歩いたときに蛇に2度も遭っているので心配したが、今日は遭遇せずにすんだ。

 だんご庵に降りて休憩する。ラムネを飲み、だんごを食べる。ユリもご機嫌だった。だんご庵はさすがに寒いくらいだった。下界の暑さをよそに家族連れやカップルで賑わっていた。

 夜は家族4人でホタル見物に出かけた。毎年行っている楢原の公民館の近くだが、今年はたくさんのホタルを見ることができた。ななちゃんと私は風情を味わっていた。ユリはホタルを捕まえるのに夢中だった。ヨシキはあまり関心がないらしく、「早く帰って武蔵を見たい」と言っていた。家族4人でののんびりした時間を楽しむことができた。

 この6日後の6/7にも家族そろってホタル見物に出かけた。今度は秋月だ。ななちゃんはこの付近に詳しい。観光客で賑わうメインストリートを避けて、路地裏を歩いた。田んぼの周辺に沢山のホタルが飛んでいる。光が弱く微かに光ながら飛んでいるホタルもいる。まさに「ほのかにうち光てゆくもをかし」だ。今年の最盛期は過ぎつつあるようだ。のんびりと歩くことができた。今年は2度も家族でホタルを見ることができて満足だ。

 ホタルを虫取り網で乱獲している親子を見かけたとの話を聞いた。ホタルの生息にはよい水とよい緑が必要だ。ホタルは優れた自然環境の中でしか生きることができない。ホタルが感動を呼ぶのは光だけでなく、背景の自然があるからだ。ホタルを街に連れていくような馬鹿な真似はやめてほしいものである。

 昨年はしろしかさん、NRBさん、一昨年はコジロウさん、しげさんとホタルを見に行った。今年はそういう機会を持つことができなかった。残念だ。

花田比露思歌碑

登山道脇の沢ガニ

古処山頂

下山途中

だんご庵でくつろぐ

ホタルを捕まえたユリ

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