鶴見岳(一気登山)     〜大分県別府市〜

       2003年4月13日(日) べっぷ鶴見岳一気登山  ヨシキ・ユリ
北浜海岸SPAビーチ(9:05)境川→堀田天満天神宮→(11:40)ロープウェイ高原駅(12:20)→(12:50)火男火売神社(12:55)→鶴見岳山頂レストハウス(14:45)→(14:55)ロープウェイ山頂駅

 べっぷ鶴見岳一気登山大会にヨシキ・ユリと参加した。この行事は毎年4月第二日曜日に実施されている。標高0メートルの別府北浜海岸のSPAビーチから標高1375メートルの鶴見岳山頂までの12キロの道のりを歩くというものだ。山頂までのタイムを競う「いだてん天狗タイムレース」、山頂までのんびり歩く「のびのびさくらウォーク」、ふもとまでのんびり歩く「GOGOGOハーフウォーク」の3コースが設定されている。

 この行事のことは別府の山キチさんのホームページ「山キチのページ」で知った。山キチさんはこの一気登山に毎年参加されている。「いだてん天狗タイムレース」で2時間あまりで駆け上がられている。昨年12月に久しぶりに鶴見岳にヨシキと登り、この一気登山への思いを強めていた。
                                              

別府駅での記念写真


  家族そろって参加できるかどうか分からないが、3月上旬に三人で申し込んだ。参加費が一人500円と安いので申し込みは気軽にできる。(いだてんコースは2000円)

 4月10日にヨシキが中学生になった。心配していたが、週末に部活になどの用件は入らなかった。ヨシキもユリも参加するという。親子三人で参加できることになった。

 当日は5時に子供達を起こす。ユリがおにぎりを作るというので、早く起こした。ユリはななちゃんと二人でおにぎりを握っていた。5時50分に家を出て、ローソンで朝食、おやつ、飲み物などを買って、6時に甘木インターから高速道路に入る。

 朝は曇っているが天気予報は晴れだ。早朝で車が少ないので、運転は快調だ。別府インターで降り、鶴見岳ロープウェイ高原駅に7時20分に着く。この間山キチさんと何度かメールのやり取りがあった。別府は霧が深いとのことだったが、運転には支障はなく無事に目的地に着くことができた。

 ロープウェイ高原駅の駐車場には一気登山参加者の車があふれていた。ここに車を止めて、登山の準備をする。山キチさんに教えていただいたバスに乗って出発地の別府SPAビーチに向かう。バスは別府駅の西口までなので、その後は海岸まで歩く。一気登山の参加者が海岸に向かっているので、迷う心配はない。

 海岸の砂浜が出発地で開会式の会場になっていた。ここからは高崎山と別府タワーが近くに見える。別府市長の挨拶もあり、この一気登山が別府市にとって大きな行事だいうことが分かる。山キチさんとも会うことができた。「いだてんレース」目前の山キチさんは元気溌剌だった。

 9時にいだてんレースがスタートした後、のびのび桜ウォーク、ハーフウォークも出発する。自衛隊の音楽隊の演奏に見送られる。参加者は2000名を越えていて、歩道橋などでの渋滞がひどいが、タイムを競うわけではないので、ヨシキ、ユリと他愛もないことを話したりしながら、ゆっくり進んでいく。

 境川の河川敷に沿った遊歩道を歩く。目指す鶴見岳が遠くに見える。たくさんの鯉のぼりに迎えられたり、別府郵便局の方々の応援を受けたり、この行事はあれこれ趣向が凝らされている。要所には人が配置されている。コースを外れる恐れはない。

 天気がいいので暑い。南立石公園で日陰を見つけて休憩する。ここまでで3キロ、標高は148メートルだ。このあと傾斜が急になってくる。喉が渇く。堀田天満天神宮では水のサービスがあっていた。ありがたくいただいた。饅頭なども売られていた。神社に参拝して、今日の登山の成功を祈願する。

 車道歩きが長かったが、この辺りから自然歩道を歩くようになる。これは太宰府街道と呼ばれ、昔、太宰府から、日田、玖珠、湯布院、城島を経て別府に至る主要道だったとのこと。江戸時代に広瀬淡窓が歩いたという。往時に思いを馳せながら歩いた。

 かなりくたびれ、お腹も空いてきた。歩き始めて2時間半も経つのだから当然だ。突然視界が開けて、ロープウェイ高原駅に出た。すでに「いだてん天狗タイムレース」の参加者は鶴見山頂にゴールして、表彰式が始まろうとしていた。「GOGOGOハーフウォーク」はここがゴールになる。このドライブイン周辺は昼食を取る参加者でごった返していた。

 木陰を見つけて食事にする。ユリが作ったおにぎりが美味しい。この後の行程が長いので、食べ過ぎないように注意する。桜が満開で気持ちがいい。桜の花の中をロープウェイが動いている風景は何とも言えなかった。

 このロープウェイ高原駅の標高は555メートル。距離では8キロを歩いて、後4キロになった。これからは距離は短いが傾斜が急になるわけだ。

 ここからは登山者の数も減り、歩きやすくなる。ユリがとても元気でどんどん先に行く。標識がこまめに整備されていて、現在の標高、残りの距離、残りの時間が5分単位で分かるようになっている。

 登っていると、降りてこられるボランチさんに出会った。長崎からはるばるいらっしゃった。鶴見山頂では「いだてん天狗タイムレース」のコールインの感動的な場面に遭遇なさったようだ。

 標高1000メートル地点に達する。ここからの残りの距離は1.1キロ、あと45分とある。この辺から私は体力的に苦しくなった。ユリは「おとうさん、なにやってんの。早く」と励ましてくれる。ユリの体力向上がうれしいが、自分の体力のなさが情けない。ヨシキは私の後ろからずっとついてくる。彼の思いやりがうれしかった。

 あと20分の地点あたりから私はばてばてになり、次々と追い越されていった。少し歩いては休憩しての繰り返しになった。山頂と一気登山コースの分岐地点でユリが待っていた。ユリは30分待ったと言っていた。係員の方と親しくなり、無線のやり取りなどを聞いていたらしい。それによると、途中で足がつった参加者を救助したりといったこともあったらしい。

 ようやく広々とした所に出た。由布岳方面の展望が素晴らしい。さらに登っていくと山頂のレストハウスに達する。ここでゴールの受付。記念のメダルを受けとって、ロープウェイの山上駅に降りた。
 登頂した参加者が次々と到着するので、ロープウェイは行列ができていた。100人乗りのロープウェイだが、94人乗せられて降りた。わずかな時間だが、身動きができなかった。6時間かかって登った鶴見岳を10分で下山した。

 かぼすパイやかぼすジュースなどをお土産に買い帰途についた。行きは別府インターまで高速を利用したが、帰りは湯布院インターからにした。行きは2750円の高速料金が2150円とお金は節約になったが、湯布院町内で渋滞して、行きよりも30分余分に時間がかかってしまった。お金と時間とどちらを取るか難しいところだ。

 山キチさんは107位で、タイムは2時間11分5秒で自己最高だったとのこと。平成7年以来、参加されているというバイタリティに敬服したい。私が6時間近くかかり、お仕舞いの方はばてていたので自分の体力のなさが情けなかった。自分を鍛えて、来年度また挑戦してみたいと思う。成長し続ける子供に負けない体力作りが今後の課題になる。

出発点

山キチさんとユリ

親子三人の珍しい画像

韋駄天レーススタート

鯉のぼりの中の川べりの道

郵便局の応援を受ける

小路を抜ける


ロープウェイ山上駅


 この一気登山参加で多くの方から御支援をいただいた。大分のnueさんからも事前にアドバイスをいただいていた。私の掲示板に書き込みがあったものについて紹介する。

●ボランチ
無事完走おめでとうございました。
参加者に追い越される時は出来るだけ邪魔しないように努めたつもりですが、こんな日の一般登山は遠慮するべきではなかったかと、いささか反省しています。でも山頂では自分にとっては、女性1位のさわやかな笑顔の女性、「連覇できず2位になった」とおっしゃった男性、「前の日は大分スタジアムでサッカーを見た」と云われた埼玉からの参加者、「前回から大幅に順位が上がった」と大喜びの方、それに親子で頑張られておられた「あいちゃん親子」さんなど、大会参加者とのふれあいにとても楽しいひとときでした。
次回は「大会参加者として登ってみたい」という衝動に・・・・・・

●夏男
晴天に恵まれて良かったですね。しかし子供の成長するのは早いですね。昨年は一貴を背負い古処から下りましたが、もう背負いきれないぐらい重くなっています。私は腰は痛い 肩は痛いで歳を感じます。
ヨシキ君が中学生になっても親子で山歩きできるとは素晴らしいですね。私の理想の親子像です。(家は無理かもしれないけど)
今週末は、また家族で山へ行く予定です。
では、失礼します。

●山旅人
あいちゃん、おはようございます。山旅人です。
鶴見岳一気登山に、ご家族で参加されたんですね。
それは、それは、素晴らしいことですよ。(^^)
ヨシキ君、ユリちゃん、お疲れさまでした。
私の愚息は大学4年まで親子登山に付き合ってくれました。
北アルプスの室堂〜薬師岳〜折立が最後で、
社会人になってからはゼロです。(^^ゞ
これからも、お父さんと遊んであげて下さいね。(^^)
宜しくお願いします。
それでは又!(^^)/~

●nue
一気登山お疲れ様でした。ビーチから山頂までとってもハードだった
と思いますが、登りついた時の感慨はひとしおですね♪
次男に一気登山申し込みそこねた、と言ったら文句を言われました。
来年は参加できるかな?(^^ゞ
我が家はその日はのんびり草原歩きになりました。会いに行けなくて
どうもすみませんでした。

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