雁回山           〜熊本県宇土市/富合町〜

                2003年1月2日(木) 雁回山  ヨシキ・ユリ
雁回公園(9:20)→林道(9:45)→(10:00)第一展望所(10:15)→(10:30)第二展望所(10:45)→往路→(11:40)雁回公園

 雁回山は熊本県宇土市と富合町の境にある標高314メートルの山だ。宇土市、松橋町、富合町、城南町など四方から登路が開けている。かつては木原山と呼ばれていたらしい。大園伸三さんの『九州百名山』(葦書房)で知った。この山には過去二回登っている。1991年2月に一人で来て、木原不動尊から登った。1998年4月にはヨシキとユリを連れてきて、やはり木原不動尊から登った。ヨシキが2年生になったばかりの頃だ。  
                                              

雁回公園で遊ぶ

   この山のことはしばらく忘れていたが、昨年10月に雁回山の南側にある熊本県宇土市の花園小学校の6年生の生徒からメールをいただいた。「総合的な学習の時間」で雁回山のことを調べているという。ヤフーで「雁回山」を入力すると、この「九州おやこ山歩き」が出てくる。1998年4月のファミリー登山日記に行き着いたようだ。

 源為朝伝説のことや木原不動尊のことなどについて問い合わせがあった。私が持っている登山の本で雁回山に関する資料をコピーして送ってあげた。この生徒は図書館で伝説について調べたり、実際に雁回山に登ったりもしている。宇土コースから登って如来寺コースを降りたらしい。

 2003年1月1日にこの生徒から年賀状が届いた。「私達の資料ファィルは、今いっぱいでクラスの中で1番に進んでいます」と書いてあって、私もうれしかった。それで熊本に帰省中のこの日にヨシキとユリを連れて雁回山に登ってみようと思った。

 「グリーンウォーク九州」という雑誌が2001年10月から発行されている。福岡市のライトハウス出版というところから出ている。2002年9月に出た第4号に雁回山が載っていた。それによると、雁回山の登山コースは8本もある。雁回公園コースが紹介されていた。このコースで登ってみることにした。

 熊本の実家を8時に出発する。国道3号線を南下する。ローソンでおやつや飲み物などを買って木原不動尊の方に向かう。「雁回公園」の大きな看板があり、そこから右折して車道を上がっていく。やがて公園の駐車場に着く。

 この雁回公園は広大な公園で、アスレチックの遊具や広いグラウンド、トイレなどがある。幼児を遊ばせるにはいいところだ。ヨシキとユリは早速アスレチックで遊んでいる。

 「下山後に遊ばせるから」となだめて、雁回山に向かう。グラウンドの右側から登山道は開けている。しばらく登ると展望台がある。ここから少し下って、そのあとは登りになる。よく整備された道で歩いていて気持ちがいい。天気がよく暖かい。冬の日だまり山行だ。岩があり、そこから少し行くと尾根道に出る。管理道と呼ばれている林道で道幅が広く舗装されているところもある。ここから右折すると如来寺コース、左折すると山頂だ。 山頂の展望所の方へ向かう。やがて第一展望所に着く。立派な展望台と案内板が設置されている。展望台からは金峰山を望むことができる。案内板には「ひのくにランド」のことが記されていた。ひのくにランドが閉園したのはいつだっただろうか。跡地はどのように利用されているのだろうか、などと考えていた。

 しばらく休んだあとで、「山頂」の第二展望所に向かう。第一展望所の下のきれいな休憩所を過ぎて林道を進む。この道をずっと行くと城南町や松橋町に行き着くようだが、やがて第二展望所に着く。ここは雁回山の最高点のようだが、展望や風情という点では第一展望所の方が勝っている。

 パンを食べたり、ジュースをのんだりして休んでいると、年配の男性が登ってこられた。雁回公園から登ってきたとのことで、昨年は雁回山に200回登ったそうだ。雁回公園からのコースが四季を通して登れるとのことで一番いいとおっしゃっていた。南側のコースは急で下りは膝を痛めやすいとのことだった。

 登ってきた道をそのまま引き返す。下山時には多くの登山者に会った。犬を連れて登っている人もいた。家族連れにも会った。

 雁回公園に着くと、アスレチック施設には先客がいて、親子連れが遊んでいた。ヨシキとユリは「遊ばなくていい」と言う。どうも自分たち以外の子供がいると嫌なようだ。朝行ったときは他には誰もいなかった。

 公園の駐車場付近には立て看板があった。なかなか刺激的な表現だった。ゴミを捨てる車での利用者が多いのだろうかと考えさせられた。
「マナーのある人はゴミは捨てません。あなたはマナーがありますか」
「子供たちが見てますよ。ゴミは捨てないで下さい」
「あなたの車の中にゴミが捨ててあったらどうしますか」

 雁回山に久しぶりに登ったが、いいコースを知ることができた。他にも色々なコースがあるようなので、また来てみたい。リフレッシュできた。来てよかったとつくづく思った。

第一展望所でくつろぐ

力持ちのユリ

第二展望所

花園方面分岐

登山道途中の大岩

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