金峰山           〜熊本市〜

             2002年11月23日(土) 金峰山  ヨシキ・ユリ
大将陣(9:10)→サルスベリ→(9:40)金峰山(10:20)→西回り登山道→岩戸観音分岐(10:45)→(11:10)大将陣

 今年の8月に熊本に帰省したが、そのあとは帰っていなかった。この秋は休日の用件が多く、まとまった休みがなかなか確保できなかった。熊本には正月まで帰らないつもりでいた。突然思い立ち、一泊で帰省することにした。翌日はピアノのレッスンがある。時間を遅くしてもらったが、それでも午後5時には甘木に帰らなくてはいけない。熊本にいられるのは午後3時までだ。
                                              

金峰山の山頂

 午後5時に甘木を出発する。高速道路に入り、菊水インターで降りて、玉名経由で熊本に向かう。夕方のラッシュのため、玉名市内で混雑して、6時45分に到着した。

 夕食は近くの十徳屋というところで食べる。老父母とは久しぶりの対面だ。二人とも孫に会えてうれしそうだ。楽しく会食する。

 食後に家に帰り、ヨシキとユリはゲームをしていた。甘木の自宅にはゲームはない。熊本に来るとゲームができるので、二人ともこれ幸いと興じていた。くたびれた私は9時頃には眠り込んでいた。

 熟睡して、朝は6時に起きる。天気がとてもよさそうだ。7時に朝食。今日は登山の候補地がいくつかあった。帰りが早いので、遠出はできない。金峰山、二の岳・三の岳、草枕ハイキングコース、雁回山などを考えた。

 ユリの強い希望もあって、ファミリー登山の初期に繰り返し歩いた金峰山に登ることになった。金峰山には過去10回ほど登っている。二人が小さい頃はなかなか大変だった。1993年3月に初めて挑み、失敗している。1993年7月に初登頂しているが、登りに95分もかかっている。思い出の山である。

 最初に岩戸観音に寄った。ここには雲巌禅寺があり、奥には宮本武蔵が座禅を組んで五輪書を著したとされる霊巌洞がある。朝が早いので中にはいることはできなかったが、雰囲気を味わうことはできた。雲巌禅寺に参拝した。

 宮本武蔵は晩年の5年間(1640年〜45年)、62歳で亡くなるまでを熊本で過ごしている。最後の2年間に霊巌洞にこもったということだ。熊本には熊本城、武蔵塚公園、島田美術館など宮本武蔵ゆかりの地がある。

 来年のNHK大河ドラマが宮本武蔵なので、この周辺には宮本武蔵の看板や垂れ幕などが目立っていた。

 岩戸観音ルートから登ろうとしたが、ユリがいやだというので、峠の茶屋にでて、大将陣に駐車、過去に何度も登った正面登山道を歩くことにする。準備をして出発する。下山後に食事なので荷物はあまり無い。

 サルスベリは息が切れる。天気がよく気温が高いので暑いくらいだ。温かいお茶を用意したが、全然飲まなかった。冷たいアクエリアスが売れていた。ヨシキもユリも調子よく歩き、30分で登頂することができた。

 山頂の金峰神社に参拝して、売店でおでんやおやつを買う。野鳥と戯れて休憩タイム。ユリはヤマゲラをデジカメで撮影していた。

 下山は西回りの岩戸観音ルートを降りる。1999年2月にヨシキと二人で降りたときはとても寒かったことを記憶していたが、今日は暖かいのでちょうどよかった。車道に2回ぶつかるが、自然が残っているルートだ。正面ルートと違って登山者も少ない。静かな下山だった。

 頂上から25分で岩戸観音と大将陣との分岐にでて、大将陣まで林道を25分歩く。この林道も車が来ないので静かな歩きが楽しめる。ユリは野いちごをつまんで食べていた。

 大将陣に着くと、これから登ろうとする人たちが続々と詰めかけていた。早い時間に登ってよかったとつくづく思った。

 今年の3月にオープンしたばかりの「熊本市九州自然歩道利用拠点施設・金峰森の駅・みちくさ館」に立ち寄った。入場無料の施設で、この周辺の自然、歴史、文化、特産品を紹介していた。中に図書コーナーもあり、ヨシキとユリは本を読んでくつろいでいた。

 ここでパンフレットをもらった。キャッチフレーズは「武蔵が愛した空がある。漱石が歩いた道がある」というもの。1996年の夏目漱石来熊100年の時に「草枕」ハイキングコースが整備されているが、この「みちくさ館」を中心にして、「武蔵・岩戸の里コース」(5キロ、所要時間1時間半)、「金峰山北・西回りコース」(9キロ、3時間半)、「峠の茶屋・金峰山北回りコース」(10キロ、4時間)などのハイキングコースが整備され、新しい標識が設置されているということだ。これらのコースは是非歩いてみたいと思った。

 みちくさ館から河内に向かう途中の集落に「ヘアーサロンユリ」という床屋さんがあった。車を降りて記念撮影をしようとしたが、ユリは嫌がっていた。

 今回熊本に帰省した目的の一つは登山用品の調達にあった。帰宅してすぐ、おじいちゃんの車に乗って街に行った。行きつけの登山用品店「シェルパ」に立ち寄る。

  ここの隣には「キッチンボーイ」というネパールカレーの店がある。シェルパの直営だ。ここでチキンカレーを食べる。ユリはこれが大好物だ。私は鳥がだめなのでチキン抜きのカレーを食べた。

  シェルパでヨシキの雨具を買う。1999年4月に購入していた雨具が小さくなった。当時小学校3年生になったばかりだったヨシキが、いまや中学校に入学しようとしているのだから小さくなるのは当然である。新しいものに買い換えたが、サイズが母親のななちゃんと同じ、女性用のMだった。ヨシキも大きくなったものだと感慨に耽っていた。ここの店員さんは親切だ。シェルパとは私も10年近くのお付き合いになる。今後ともよろしくお願いしたい。予定通り午後3時に出発。5時過ぎに甘木に到着した。 

西回り登山道にて


霊巌洞入り口の雲巌禅寺

金峰森の駅みちくさ館
(光の加減がよくないです)

キッチンボーイのマスター

ネパールカレーを食べる

シェルパの前で

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