久住山           〜大分県久住町〜

           2002年8月27日(火) 久住山 しげさん・じんさん
赤川登山口(7:20)→(9:10)久住山(9:25)→(9:40)神明水(10:15)→猪鹿狼寺本堂跡→久住高原ロードパーク→(12:40)南登山口

 この前日の26日に突然話がまとまり、しげさんと二人で「とつぜんひらびこ」登山に出かけることになった。私としては泊りがけの子抜きの登山は久しぶりである。ユリが色々手紙を書いてくれた。「しげさんにあまりめいわくをかけないようにね」「いっぱいもっていくものがあるんだね。なくさないように」「バッグはおとさないように」「お金は使いすぎないで」などというもの。

 食材などの買い物をして、18時ごろから出発する。しげさんが私の自宅に迎えに来てくれた。しげさんの車に乗せていただき、楽しい旅の出発だ。しげさんと会うのは5月にカウベルランド玖珠に水流さんのところに押しかけて以来だ。
                                              

赤川登山道の途中で

   甘木から玖珠まで高速道路を利用する。日田を過ぎた辺りから激しい夕立になる。玖珠の店で買い物をして、筋湯温泉の「打たせ湯」で入浴。目的地の牧の戸峠には20時半過ぎに着いた。

 他にも何台かの車が止まっている。ここで夜を明かし、明朝登山しようというわけだ。我々は2時間あまり、ビールを飲み、夕食をとりながら、しみじみと語り合った。しげさんの煮込みウインナ-はおいしかった。晩夏の九重だが、暑くも寒くもなかった。快適な気温の中で楽しいときを過ごした。雨も上がり、夜空には星が瞬いていた。23時ごろ、しげさんのワゴン車の中で横になり、シュラフに包って眠りについた。

 当日は5時に起きる。天気がいい。東の空の夜明けが神々しく感じられた。今日は瀬の本高原レストハウスに6時半集合、7時登山開始ということになっている。移動して、瀬の本で朝食をとる。中村屋のチラシ寿司とインスタント味噌汁の「あさげ」だけだが、とてもおいしい。しげさんからコーヒーをいただいた。

 熊本市からじんさんが登場。打ち合わせをして、赤川から久住山に登り、南登山口に下山することになった。車が2台あるので、車道歩きを短縮することができる。じんさんは赤川ルートを下山したことがあるとのことで、登りは初めてだ。しげさんは九重山群の南面ルートを登るのは初めてとのこと。私もかなり久しぶりだ。

 車2台で国道442号を南登山口側に行き、しげさんの車で赤川に向かう。赤川ルートの登山口には立派な駐車場とログハウス風のトイレができていた。準備をしてここから歩き出す。

 じんさんとは、5月に熊本県宇土市網田のRANさんライブでお会いしているが、山を一緒に歩くのは初めてだ。しげさんとはひらびこ会で何度も登られている。

 最初は林の中の道を進んでいく。やがて急登になり、雨の後で滑りやすい赤土の道を登っていく。ファミリー登山ばかりで体力が落ちている私は苦しみながら登っていった。

 開けた台地に出る。ここまで1時間なので、あと1時間で登れる見通しがついた。ここからが胸突き八丁の急坂なので気合を入れて登る。緊張を要する岩場があったと記憶していたが、特にそういうところはなかった。登山道が少し変わっているのかもしれない。

 上のほうはガスが深いので、ペンキの目印を頼りに登る。間違えやすいようなところには標識がある。やがて久住山頂に達する。

 赤川ルートの登山道では誰一人会わなかったが、久住山には多くの登山者がいた。人はいいが、ハエが多かった。岩に羽虫が群がっていた。記念写真だけ撮って、南登山道に下りる久住山と稲星山の鞍部に降りた。この付近からは中岳や白口岳、星生山などの展望がいい。短時間でいくつもの山を登れる九重山群は楽しい山域だ。

 降りる途中で岩につまづいて転倒してしまった。右の足首を痛めたが下山には支障はなかった。私の意識の中では感じていないが、久しぶりの長い歩きで疲労していたのだろう。

 鞍部に降りて、しげさんとじんさんは稲星山に登ってくるということで、私はしばらく待っていた。ガスが深くなると怖いが、他にも登山者が通り過ぎていた。時間がかかるかなあと思っていたが、お二人は往復24分で帰ってこられた。スーパーしげさん、スーパーじんさんである。

 鞍部の神明水には水が出ていた。我々は南登山口方面へ下山する。このコースも雨の後ですべりやすい。きついコースではないが、転ばないように注意して歩くので意外に時間がかかる。

 見晴らしのよいところで食事にする。中村屋のおにぎりを用意していたので、お二人に食べていただく。じんさん持参のつけものはおいしかった。

 林の中に入ると歩きやすくなる。七曲がりのジグザグの道をどんどん下っていく。この付近は歩いていて気持ちがいい。森林浴にいいコースだ。水場を過ぎると猪鹿狼寺本堂跡に着く。805年に建てられ1586年に島津の攻撃で焼失したという天台宗の古刹である。九重の山岳密教の拠点だったということだが、今は昔である。

 久住高原ロードパークの下を通り、広々とした牧草地に出る。牧歌的な風景の中をのんびり歩いて、じんさんの車を止めていたくじゅう花公園の向かいのグリーンパーク久住に着く。久住山頂まで5キロの標識がある。登ってきた久住山はガスの中に隠れていた。

久住高原を見下ろす

久住山頂にて

猪鹿狼寺本堂跡

本堂跡の説明板

下山した南登山口
小高い丘の上に北原白秋と徳富蘇峰の歌碑があるのが見える。今回はパスだが、これもまた訪れてみたい。

 長いルートを3人で楽しく歩いた。熊本市在住のじんさんとはローカルな話を色々することができた。貴重なひとときを過ごすことができた。

 このあと、瀬の本高原ホテルの露天風呂に入った。天気がよければ阿蘇五岳が見える絶好のロケーションのお風呂だった。ガスがかかっていて遠くの展望はなかった。

 帰りもしげさんの運転だった。しげさんの運転は安定しているので安心して乗っていられる。小国から日田に出て、日田から甘木まで高速道路利用だった。助手席に座ることはあまりないが、車窓の風景を楽しませていただいた。 

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