雲仙九千部岳   〜長崎県南高来郡千々石町/国見町〜

       2002年6月16日(日) 雲仙九千部岳 やまびこ会(ヨシキ・ユリ)
田代原キャンプ場(9:35)→岩場コース→(11:20)九千部岳(11:40)→田代原牧場→(13:20)田代原キャンプ場

 島原在住のミラさん、tetu-1さんの主催で、雲仙九千部岳のヤマボウシ観賞登山が企画された。6月15日と16日と2回登るとのこと。正式のオフ会の15日には他の用事があり都合がつかないが、16日には行けそうだ。ヨシキとユリを伴って出かけることにした。

 このところ島原半島によく出かけている。昨年7月にユリと二人で雲仙絹笠山に登りに出かけた。真夏なのにとても涼しくてユリは喜んでいた。このときには雲仙ビジターセンターを見学した。11月には熊本から海を渡って出かけた。ミラさん夫妻の案内で雲仙普賢岳に登る予定だったが、雨のためにロープウェイで妙見岳に上り、仁田峠付近の散策をして帰ってきた。このときは雲仙小地獄温泉で入浴した。今年の2月には島原こどもフェスティバルに出かけた。このときは島原城、武家屋敷跡を見学した。3月には雲仙九千部岳をミラさんに案内していただくということで出かけたが、天気がよく、予定変更で国見岳・普賢岳に登った。九千部岳は未踏の山だったので、登ってみたいという興味はあった。

 6月10日から梅雨に入ったが、晴天が続いている。この日も天気がよさそうだ。朝早く起きて準備をする。子供を5時半に起こす。着替えだけして5時45分には出発できた。

 甘木インターから南関インターまで高速道路利用。早朝なので車が少なく、運転しやすい。南関から三井グリーンランドの横を通って長洲町へ。6時55分に港に到着した。

 車も人も少ない。早朝の港は気持ちがいい。渡辺真知子の「カモメが飛んだ日」などを思い出していた。曲名は忘れたが、同じアルバムに入っていた曲の「午前5時の港はもう動き出してた」などというフレーズが浮かんできていた。しばらく待つと売店が開き、人の動きが激しくなる。JR大牟田駅の駅弁が売られていたので2つ買って朝食と昼食にした。ヨシキとユリはななちゃんが作ってくれたおにぎりを車の中で平らげていた。

 出港は7時45分。40分ほどの短い船旅を楽しんだ。対岸の展望は霞んでいてあまりよくない。めざす雲仙はおぼろげに見えていた。

 8時半に多比良港に着く。降りた車の多くは長崎方面に向かっている。新しく出来た雲仙神代線を通って行く。道幅が広く、運転しやすかった。目的地に近づくと「標高600m」の案内板があった。9時15分には田代原キャンプ場の駐車場に着いた。

 ミラさん、tetu-1さんが出迎えてくれる。既にさとちちさん、POPOPOさん、ホタルさんも到着されていた。さとちちさんとは先週も秋月ホタル鑑賞会で会っている。POPOPOさんは万年山以来だ。ホタルさんは皿倉山、井原山以来になる。

 駐車場に車を止めると、ヨシキとユリはすぐに走り回って遊んでいる。予定の10時より早いが出発することになる。あわてて準備をする。

 九千部岳は田代原キャンプ場の駐車場から周遊できるようになっている。今日は岩場コースを登り、牧場のほうに下りてくるコースだ。コースを決める際にユリが「岩があった方が面白い」と言ったのが意外だった。長崎の「ため息」さんの見送りを受けて出発する。
                                              

木立の中で休憩

 最初は狭い車道を歩く。やがて左に折れ、登山道になる。広い道だが、だんだんと狭くなってくる。急な道を淡々と登る。ミラさんが先頭で道案内、tetu-1さんが最後尾を務められる。木立の中の道で、風が吹いてきてとても気持ちがいい。岩場があり、運動会の綱引きに使うようなロープを伝ったりするが大したことはない。再び急な道を淡々と登るようになる。

 するとそこへ遅れて見えられた長崎のトモピーさんが追いついてこられた。息も絶え絶えのようなような感じだったが、走って登ってこられたようだ。私は初対面だ。
 山頂近くになって、再び岩の上を歩いたりするようになる。滑らないように注意する。苔むした岩の上を手足を使って進んでいく。さとちちさんが「古処山から屏山に向かう道のような感じですね」とおっしゃっていた。確かに風情のある道だ。歩いていて気持ちがいい。

 標高1062mの九千部岳の山頂は賑やかだった。ヤマボウシなどの花の季節なので登山者が多い。3月に登った普賢岳や平成新山が見える。全員で写真を撮る。ほたるさんがパイナップルを準備されていて、ヨシキとユリはこれをもらって喜んでいた。

 山頂直下の下山路は展望がいい。普賢岳、平成新山、雲仙温泉、そしてユリが登った絹笠山が見える。道が狭いので離合に苦労する。ロープがつけられているところもあり、急坂で滑りやすい。ヨシキは順調に歩くが、ユリは何度も尻餅をついていた。

 赤い鳥居を通り、鞍部に出ると歩きやすくなる。ここからはヤマアジサイやヤマボウシなど色々な花を愛でながらのんびりと歩いた。草イチゴもたくさんあって、ヨシキとユリはこれを食べながら歩いた。

 田代原牧場からは木道を歩く。あずま屋も何ヶ所かあり、ハイキングの昼食場所にはいい感じだ。この辺りからユリがくたびれてきて不機嫌になる。最後尾を歩かれていたtetu-1さんがユリをフォローしてくださっていた。

 田代原キャンプ場に着いて、楽しい昼食会になる。ミラさん、tetu-1さんは、氷やネギ、薬味なども用意されていて、ソーメンの準備をなさる。2日続けてで恐縮に思う。冷たい島原手延ソーメンをおいしくいただいた。トモピーさんもウインナ−を用意されていて、ガスコンロで焼かれていたが、突然コンロがおかしくなり、不安な時間を短時間過ごした。ヨシキ・ユリはラムネやお菓子などをみなさんにいただいて御機嫌だった。

 我々の賑やかな昼食は延々と続いた。駄洒落の連発、話題が途切れることがない。今日登ったばかりの九千部岳を仰ぎながらの楽しい時間もやがてお開きになるが、ヨシキとユリは食事を終えると二人で走り回っていた。トンボや蝶を帽子で捕まえていた。二人にとっては自然の中での楽しい時間だったようだ。

 午後3時に解散。POPOPOさんが帰りを急がれるようで、さとちちさん、POPOPOさん、ホタルさんは一緒に帰られた。明日が学校なので、あいちゃん一家もここで失礼する。帰りの運転は混雑もなく順調で、多比良港には余裕の到着になった。

 帰りもフェリーの旅を楽しんだが、長洲港に上陸すると二人とも眠り込んでしまった。5時半に起きているので当然とも言える。午後6時前に甘木に到着するまでぐっすりと休んでいた。

 ヨシキは宿題の日記に今日のことを書いていた。見せてくれと頼んでも見せない。彼なりのポリシーがあるようだ。ユリは珍しく感想文を書いた。4年生にしては稚拙だと思うが、ユリの分を掲載する。誤字もあるがそのまま載せる。 

九千部岳山頂

ヤマボウシ

田代原キャンプ場でソーメンを食べる

田代原キャンプ場でミラさん夫妻
バックは九千部岳
「うんぜん」

今日は長崎のうんぜんという所に山びこ会の人たちが10人くらい集まって、九千部岳という山に登りました。
九千部岳はちょっとの岩場やすべる所もありました。とちゅうに、山ぼうし、山あじさいなど、たくさんの食物がありました。とてもきれいでした。
登り1時間45分もかかりました。きつかったです。
ちょうじょうは人だらけ。みんなで写真をとって、ちょっときゅうけいして、すぐ下りました。
下りはとてもすべりました。下りは1時間40分でつきました。
おりてソーメンを食べて、おいしかったです。
またやりたいです。

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