城山           〜福岡県宗像市〜

              2002年1月12日(土) 城山 ヨシキ・ユリ
教育大前駅(12:25)→正面登山口(12:50)→(13:30)城山(14:40)→正面登山口(15:05)→(15:25)教育大前                                     

「名水」が汲める城山の登山口
 
 先週在自山に登った。宗像地方の山にファミリーで登ったのは初めてだった。この地域には、他にもたくさん山がある。『福岡県の山歩き』に取り上げられている山は、孔大寺山、湯川山、御嶽山、許斐山などであるが、一番気になっていたのは城山・金山だ。この山は赤間の福岡教育大学の裏山である。ななちゃんが学生時代に「気軽に」登ったとのこと。ここに登ってみたいと考えた。この日は鳥屋山、戸城山も候補に上がったが、『福岡県の山歩き』本文中の「子供の頃の懐かしい風景」という一節に惹かれて、城山・金山の縦走に挑戦してみようということで出かけた。

 出発が10時と遅くなった。古賀インターで高速を降り、国道3号線を通って宗像市に向かう。福岡教育大駅前から、標識に従って城山の登山口を目指す。狭い道で対向車との離合に苦労する。登山口の駐車場は既にいっぱいだ。どうしようもなく引き返す。福岡教育大駅前周辺に駐車できる所はないかと探し、公園の駐車場を見つける。ここで準備をして出発するがずいぶん遅くなった。縦走は無理かもしれないが、城山だけでも登ってみようということで歩き出す。

 車道の脇には福岡教育大関係の施設が立ち並んでいる。しばらく上がっていくと正面登山口に着く。ここは「城山の水」という名水の水汲み場になっている。我々も一口ずつ飲む。

 ここからよく整備された登山道を登る。山頂まで1000メートルあるらしい。坂は急で結構きつい。登山者が多いのに驚く。ジグザグにつけられている道を登っていくと、やがて傾斜が緩やかになり、すぐに山頂に達する。

 城山の山頂は広々としている。団体での遠足には最適のところだ。山城の跡ということで、色々な史跡がある。登山者の記帳所があった。昭和61年の登山者は6840人だったが、どんどん増加して平成12年には38544人に達したということ。1日100人平均だ。この山の人気の高さが分かる。宗像地方の「おらが山」だ。

 今日の昼食は中村屋のおにぎりとキツネドンベエだ。ヨシキとユリは食後に走り回っていた。広い山頂なので遊ぶのにはもってこいだ。天気もよく気持ちのいい時間を過ごすことができた。

 登山口で声を掛けていただいた男性と頂上でも一緒になった。宗像市の方だが、甘木市三奈木が実家だとのこと。この山域のベテランらしく、色々教えていただいた。この方がリンゴをまるかじりなさっていたのを見て、ヨシキとユリは「自分もやってみたい」と言っていた。

 金山への縦走も、自然歩道コースも、三郎丸へのコースも取らずに、往路を引き返した。二人とも元気で降りていった。ただ車に着くと二人とも眠り込んでしまった。須恵パーキングでアイスクリームを食べて、18時に帰宅した。

 城山にはまた来てみたいが、この山はJR利用の方がいいようだ。教育大前駅で降りて、城山に登り、三郎丸コースや金山縦走をした場合は赤間駅から帰ればよい。車で来る場合は早朝から登る必要がある。狭い道の離合は神経をすり減らすので嫌だ。
  
 この翌日に、ヨシキ・ユリを連れて佐賀県上峰のサティに行った。東脊振インターから降りてすぐだ。このサティにはマイカルシネマが入っている。ここで「ハリー・ポッターと賢者の石」をやっていた。冬休みから読書に目覚めたヨシキは「ハリー・ポッター」を読んでいた。「賢者の石」を読み終えたので、映画に連れて行って欲しいとせがんでいた。子供が読書に熱中するのは父親の私にとって嬉しいことだ。当然連れて行くことになった。ただユリは観たくないと言う。あれこれ考えて上峰に行くことになった。

城山山頂

広い山頂で遊ぶ

吉野ヶ里歴史公園1

吉野ヶ里歴史公園2
 映画は10:25から13:10までだ。待っている間にユリと私はサティの中をブラブラしていた。映画が終わり、昼食をすませて、近くにある吉野ヶ里歴史公園に行った。私がここを訪れるのは初めてだ。ヨシキとユリももちろん初めてだが、ヨシキの社会科の勉強の助けになればという視点もあって連れて行った。

 広々とした世界に感動してしまった。なんて広大な敷地なんだ。一回り歩くだけで、高良山や大平山に登ったぐらいの運動量がある。天気も曇ってはいたが、雨が降りそうな気配はなかっので、伸び伸びと歩き回ることができた。ヨシキとユリは竪穴式住居にもぐりこんだり、物見やぐらに上がったりして楽しんでいた。いいところだった。

 この広大な遺跡を眺めていると、邪馬台国は吉野ヶ里ではないかという気分に襲われてしまう。邪馬台国九州説での邪馬台国の場所としては吉野ヶ里のほか、福岡県山門郡、熊本県菊池市が挙げられていた。あまぎあさくら説は大勢ではないようだ。

 この付近には鎮西山、土器山などファミリー向きの山もある。サティの映画館にも吉野ヶ里歴史公園にもまた来てみたい。佐賀市内の散策もしてみたい。

 「ハリー・ポッター」の映画について、ヨシキは「省略が多かった」と語っていた。原作を越える映画はなかなかないということだろう。このあとヨシキは「ハリー・ポッター」の続きを読みふけっている。そして映画を観ることを拒絶したユリがなぜかこのあと「ハリー・ポッター」の小説を読み始めた。二人でふとんに入って、腹ばいになって読書に励んでいる姿は見ていてほほえましい。マンガとゲームばかりでなかなか読書に気持ちが向かなかったヨシキを救ってくれた「ハリー・ポッター」に感謝したい。

吉野ヶ里歴史公園のホームページ     ハリー・ポッターのホームページ

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