久住山      〜大分県九重町/久住町〜

         2001年7月15日(日) 久住山 やまびこ会(ヨシキ・ユリ)
        牧の戸峠(9:25)→(11:25)久住山(11:45)→(13:40)牧の戸峠

 イギリスから宮崎県椎葉村に日本語教師として見えられていたペニーさんが3年ぶりに帰国されることになった。それで九重の貸し別荘「星座」で泊りがけの送別会が行われることになった。星座のオーナーのやっさんとはこれ以前からも連絡があり、この日を楽しみにしていた。登山も牧の戸峠からの久住山往復ということでファミリーにはおあつらえ向きである。
   

川端康成文学碑
   7/14の午後に九重に到着した。川端康成の文学散歩をしたかったので、まず筌の口温泉の小野屋を訪れた。ここは昭和27年と28年に川端康成が九重を訪れた際に泊まったところである。ひっそりとしていた。写真を撮って退散した。

 次に長者原の近くの川端康成記念碑を訪れた。ここは立派なところだった。赤トンボの乱舞いが見られた。ヨシキとユリはトンボを捕まえるのに夢中になっていた。

 長者原のビジターセンター、九重歴史民俗資料館にも寄った。九重の山のガイド犬「平治」の像にも立ち寄った。ヨシキは坂井ひろ子さんの『ありがとう、山のガイド犬平治』という本を愛読していたので、これはよかったと思う。

 午後4時に星座到着。やっさんとの初対面だ。私が一番乗りなので星座の中をゆっくりと見せていただく。ヨシキとユリははしゃいで走り回っている。幹事のYUTAさん一家はじめ次々と到着される。バーベキューの準備をして、送別の宴が始まる。楽しい時間は夜遅くまで続いた。YUTAさんところが花火を準備されていて、ヨシキとユリも加わって楽しく過ごした。ペニーさんに記念品の博多人形の贈呈が行われると、ペニーさんから参加者全員にペニー硬貨が1枚ずつ配られた。

 夜中になると星がきれいに見えた。「満天の星空」という言葉があったことを思い出した。カシオペア座や北斗七星が見える。天の川が雲のように見える。ぴろりんさんが星に詳しかったのが印象的だった。既に寝ていたヨシキとユリを起こそうとしたが、駄目だった。

 翌朝のおにぎりと味噌汁の朝食もおいしかった。記念写真の後、牧の戸峠に向かう。天気予報は非常に悪いが、今のところ雨にはなりそうにない空模様だ。

 牧の戸峠を11名で出発する。沓掛山までの登りが一苦労だが、その後は楽に歩ける。距離は長いが傾斜がないので歩きやすい。ただガスが深く展望がないのが残念だ。やがて星生山の直下まで来る。3年前の7月に久住山に登りに来たが、ここまでで挫折していた。久住分かれ付近に来るとガスが深くなる。ヨシキ・ユリがみんなと離れないように注意ながら歩く。りんごさんと楓子さんがヨシキ・ユリを気遣って下さった。

 ちょうど2時間かかって久住山の頂上に着いたときはうれしかった。九重連山の盟主はやはり久住山である。その頂上にようやく立てたということで満足感はひとしおである。ガスが深く、見晴らしが利かないのは残念である。

 このあと、ペニーさん、ふじさん、ヤマメ11さん、山小夜さんは中岳に向かわれる。残りの7人、なかむとしさん、ゆきさん、りんごさん、楓子さん、あいちゃんファミは往路を引き返すことになる。避難小屋のところで食事をとりながら、4人を待つが、雲行きが怪しくなってきたのと、時間がかかりそうなので、携帯電話で連絡をとって一足先に下山することにした。

 沓掛山を越えた辺りで雷雨になり、最後の20分ほどは雨具を着け、激しい雨の中を逃げるように駆け下りた。この時になかむとしさん、ゆきさん、りんごさん、楓子さんに気遣っていただいた。ヨシキとユリは雨具を初めて本格的に使用した。よい経験になった。
 下山後に着替えて、牧の戸峠のレストハウスでくつろいだ。ペニーさんたちも無事に帰りつかれたのでよかった。激しい雷雨で怖かったとのこと。

 みなさんに御挨拶をして失礼する。今日はとても楽しい一日だった。往復10キロほど歩いたこと、久住山にとにかく登ったこと、雷雨の体験と盛りだくさんだった。

 幹事のYUTAさん一家は遅れて登山を始められた。沓掛山まで来て、天気が下り坂になったので引き返したとのこと。4歳のヒカリ君の手を引き、2歳のミノリ君を背負っての登山だからこの判断は正しい。それにしても6年前はヨシキとユリがあんな感じだったのだと思うと感慨無量だ。過ぎ去った時は返らないのだという思いを強くする。

  

長者原の平治の像

星座でのバーベキュー風景

星座で三俣山をバックに  父と娘
沓掛山展望所でペニーさんと
久住山頂での記念写真

 星座はオーナーのやっさんのポリシーが明確に表現されている空間だった。徹底したバリアフリーだ。やっさんの星座にかける思いについてのお話も聞かせていただいた。今回は人数が多かったので、是非家族で泊まりに来たいと思った。星がきれいだったのはとても印象に残った。

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