古処山〜福岡県甘木市〜


よしくん、あいちゃんファミリー
二〇〇一年三月二五日(日) 古処山

 インターネットを始めて、登山に関するホームページを探していたところ、「九州の山情報会議室」でランキング1位となっていた「やまびこ会」のホームページを見つけた。

公開掲示板に2/4に「甘木のあいちゃんです」ということで、書き込んだところ、なかむとしさん、八太郎さんから、丁寧なレスをいただいた。
このホームページを覗くと、毎月1回オフ会として山に登っているとのこと。2月のオフ会は雲仙方面に登られたようだが、私は法事だった。今回なぜか古処山に登るということで、これは参加してみようと思った。それで代表のなかむとしさんにメールを送って参加を申し込んだ。

この日が近づくとやまびこ会の公開掲示板はにぎやかになった。福岡県内だけでなく、熊本県、宮崎県、長崎県からも参加者があるらしい。参加者がこの日を待ち望んでいるというのがよく分かる。 事前の天気予報が芳しくないので気をもんでいた。結局、当日は雨。由幾と百合を連れて行くはずだったが、登山には参加せず、下山後のもつ鍋パーティだけ顔を出すことにした。
私一人で古処山の秋月登山口に向かう。見知らぬ人たちとの出会いなのでドキドキしながら9時15分に駐車場に着くと、たくさんの車が止まっていた。
なかむとしさんが近づいてこられて御挨拶。参加者は40名ほど。古処山を往復して、下山後に秋月キャンプ場でもつ鍋をするとのこと。 一部の人は秋月散策に出かけられ、大半の人は雨具を着けて、雨の中を歩き始める。
それほどひどい雨ではない。雨のおかげで古処山の自然がみずみずしくなっているので、気持ちはいい。私は最後尾を歩いた。熊本市のヒデさんから名刺をいただく。山と渓谷社の『九州百名山』踏破を目指しているとのことで、古処山と若杉山を一日で登られたらしい。最後の人も1時間45分で登ったから、この会はまずまずの体力である。

 狭い古処山の山頂はやまびこ会が占領した。何人もの人がデジカメで記念撮影。古処山の山城跡の広場に出てもと来た道に戻る。雨のために下りは滑りやすい。転んだり、尻餅をつく人が続出する。雨のために山が洗われていて、登山道の石の上を沢蟹が歩いていた。
下りも最後尾を歩いたが、登りとは違う人たちと歩いた。北九州大学卒の私の後輩にあたる人がいて、小倉の話題が弾んだ。大学卒業から20年経っていて、かなり記憶も薄らいでいたが、色々なことを思い出した。この方と文学散歩について、特に夏目漱石の話が出来たのは楽しかった。

 下山すると、もつ鍋の準備が始まっていた。みなさん賑やかに和気藹々と騒いでいる。楽しそうだ。なかなか溶け込めずにいたが、そこへ私の妻と子供がやってきた。登山に参加せずにもつ鍋だけ食べに来たのであつかましい家族である。熊本市のよしくんの家族と意気投合する。うちが小4の男の子、小2の女の子だが、よしくんのところは小6、小4、小2の3人とも女の子だ。私の実家は熊本駅の裏にあるので、ご近所さんである。家族登山とファミリーキャンプの話題が弾む。いいキャンプ場も教えてもらった。ただ小6の女の子が難しい年頃になってきたというお話も伺い、7年間続けてきた我々のファミリー登山ももうそんなに長くはないなと思った。私も残された日々を大切にしたいものだ。

 山ネット九州でメールのやり取りをしていた甘木市民のCJNさんも参加されていた。この日初めてお会いした。別府市の山キチさんは田川市出身だということ。シュートさんとは福岡山の会や『福岡県の山歩き』についてのお話を色々とした。 幹事のYUTAさんは参加40名ということで、もつ鍋の手配など大変だったと思う。後でホームページを拝見すると、地元の平尾台の貫山が気に入っていらっしゃるようだ。お子さんが小さいようで、これからファミリー登山を目指されるのこと。 よしくん家族に原鶴温泉への道を教えて、私は失礼した。だんご庵に行かれた方、筑後川温泉に行かれた方、白橋ホルモンに行かれた方、色々だったようだ。

あれから宮崎県や長崎県に帰るのは大変だと思うが、古処山までわざわざ来ていただいて本当に嬉しい。 この後、やまびこ会に入会させていただいた。現在の会員数は60名ほど。メールやホームページを楽しんでいる。嘉穂郡にお住まいのコジロウさんからメールをいただいた。近くの知り合いが出来て嬉しい。この登山には参加されなかった宮崎県西都市の水流渓人さんからもメールをいただいた。ファミリー登山の仲間が出来た。なかむとしさん、よしくん、ヒデさん、山ひとすじさん、山キチさん、水流渓人さんのホームページに書き込ませていただいた。やまびこ会の掲示板に自己紹介を書くことで、自分のこれまでの登山人生を振り返ることも出来た。 インターネットを始めたおかげで、やまびこ会と出会ったが、やまびこ会と出会ったおかげで、私のインターネットの世界やファミリー登山の世界も広がることになった。

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