三角岳       〜熊本県三角町〜

             2001年1月3日(水) 三角岳(天翔台) ヨシキ・ユリ
JR三角駅(8:20)→三角町役場(8:30)→西港分かれ→(9:40)天翔台(10:15)→
三角町役場→(10:55)JR三角駅

 三角岳には過去2回来ている。平成元年の1月に妻と2人で天翔台まで登った。この年の5月には単独で三角岳に登った。三角岳の標高は406メートル、天翔台は200メートルあまりだ。あの頃はヨシキもユリも生まれていなかった。それ以来12年ぶりということになる。

 三角岳に登るというと、おばあちゃん(私の母親)が感慨に耽ってヨシキとユリに色々話していた。現在75歳の私の母は三角小学校と網田小学校に勤めていて、20年間熊本市からJR三角線(当時はまだ国鉄だった)で通勤していた。この時期に私は生まれ、成長した。当時の学校には休日の日直制度があり、私は時々三角小学校や網田小学校で遊んでいた。幼時の記憶はぼんやりしているが、校庭の砂場で遊び、校長室でテレビを見ていたような記憶がある。小学生が山で捕ってきてくれた、かぶと虫やくわがた虫をもらったこともある。

天翔台で天草方面の海をバックに
  朝起きると天気は良さそうだ。おじいちゃんに車で送ってもらい、JR熊本駅から電車に乗る。7時20分発の下りの電車だ、ガラガラだ。宇土を過ぎると三角半島を走ることになる。のんびりした電車で、線路の横を国道57号線が走っているが、速さは車といい勝負だ。有明海が見えてくると気持ちいい。

 1時間ほどかかって三角駅に着く。「三角線開業百年」の垂れ幕が華々しい。駅前にタクシーが停まっていたので、ヨシキが「ハーイ、タクシー」と叫んで恥ずかしい思いをした。商店街は閉まっていて、正月気分の漂う駅前を抜けて三角町役場の近くの登山口から登り始める。

 坂は急だが、よく整備されている。竹林の中の登山道だ。ベンチのある展望所で休憩する。三角港の景色が素晴らしい。 
   天翔台への分岐まで来る。天翔台まで15分、三角岳まで60分とある。三角岳まで意外にあるなあと思うが、とにかく三角岳に向かってみる。三角西港分岐を左に見て、岩のゴツゴツした登山道を登る。展望はよくなるが、油断すると危険なところもある。百合が恐がり始めたし、帰りの時間の都合もあって引き返すことにした。ヨシキが「怖がってばかりいたら永遠に頂上には着かないよ」と残念がっていた。

 天翔台にはあっさり着いた。ここからの展望は素晴らしい。海がとてもきれいだ。周辺の島々と有明海のコントラストが素敵だ。誰もいない天翔台を我々3人で占領していた。ココアを作って飲み、おやつを食べて憩いのひととき。ここから携帯電話も通じるので甘木の母親や熊本の祖父母に登頂を知らせる。

 下山は早い。何人もの人が登ってきていた。ヨシキとユリに優しく声をかけてくれる。下山を終えて、ヨシキが車止めの鎖につまずいて転んだ。最近ヨシキはこういうことが多い。三角駅に着いてすぐに上りの電車に飛び乗った。熊本市に遊びに行く人が多いのか、電車は満員で座れなかった。

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