兜山         〜福岡県久留米市〜

              二〇〇〇年一一月三日(金) 兜山 ヨシキ・ユリ
              永勝寺(11:00)→(11:45)兜山(12:35)→(13:10)永勝寺

 ヨシキが幼い頃から高良山には何度も登ってきたが、兜山に登るのはずいぶん久しぶりだ。きっかけは『福岡県の山歩き』に兜山が紹介されたことだ。昨年秋に高良山に登ったときに、兜山の取材に見えられていたオガタさんにお会いしたことがある。

 この日は文化の日だったが、仕事のはざまの貴重な休日だった。遠出やきつい登山は無理だが、リフレッシュはしたいというわけでヨシキ・ユリはまだ登ったことのない兜山に登ることにした。

 ユリが「おにぎりの弁当はいや」だというので、エブリワンでパンを買う。永勝寺の近くの忠魂碑のある公園に駐車。しばらく車道を歩いて自然歩道に入る。なんとなくくたびれた感じの登山道を登っていく。橋を二つ渡る。高良山の各コースはよく整備されているが、発心山や兜山はそれほど手が入っていない様子だ。急坂は雨後で滑りやすく、用心して登る。

 頂上はキャンプ場になっている。青木繁の記念碑の近くで昼食。ここからは久留米市街の展望がいい。兜山は別名「けしけし山」ともいう。

 青木繁は久留米出身の画家。一八二二年に生まれて一九一一年に亡くなっている。伝説・神話に取材した作品が多く、放浪のうちに夭折している。「海の幸」「わだつみのいろこの宮」などの作品が有名だという。毎年三月には故人を偲んで「けしけし祭り」が開かれるという。(小学館「大辞泉」松村明監修)

兜山山頂の青木繁記念碑



 青木繁記念碑の前で写真を撮って下山する。下りは滑りやすいので慎重に降りる。降りてきて、永勝寺に参拝しようとしたが、犬に吠えられた。二人は忠魂碑で遊んでいた。


 二人とも元気に歩いた。楽しい一日を過ごすことが出来た。久しぶりの兜山だったが、以前の記憶がほとんどなかった。平成元年五月以来なので、一〇年もブランクがあれば、初めての山と同じだと考えてみていいようだ。 

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